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構造用アンカー(PISC)の採用が新たなステージへ - 建設会社24社がHIT-RE 500 V3で強度指定を取得

2026年11月04日
横浜市,日本ヒルティ
エンジニアリングセンター

以下のとおり、構造用あと施工アンカーの国土交通省強度指定取得に関するお知らせを掲載いたします。

建設会社24社(以下、強度指定取得会社24社)は、日本ヒルティ株式会社が取得した接着系あと施工アンカーの評定(BCJ評定-SS0059-01)を活用し、株式会社ケー・エフ・シーの技術協力のもと、「構造用あと施工アンカー2024年度申請版」として国土交通省の強度指定を取得しました。強度指定とは、あと施工アンカーを構造部材の接合に使用するために、その強度や使用できる範囲を明確にする制度です。これにより、鉄筋コンクリート造(RC造)の柱・梁・基礎などと鉄骨部材を接合する際、従来の先付けアンカーでは施工が難しかった部位にも柔軟に対応できるようになります。

構造用あと施工アンカーは、欧州や北米、アジアをはじめとする海外において、既存建築物の改修や用途変更、新築工事などで活用されている接合技術の一つです。国内ではこれまで主に耐震改修工事などで活用されてきましたが、2022年の国土交通省告示改正により、一定の条件のもとで新築工事や増改築、大規模修繕などへの適用が可能となりました。一方で、構造用途での活用に向けては、設計・施工方法の標準化や性能評価の整備が求められていました。

また、26社は2026年7月に「構造用あと施工アンカー研究会」を設立し、施工従事者向け講習会や技術情報の共有を開始しました。今後も共同研究を継続しながら適用範囲の拡大と技術高度化を進め、建築ストックの有効活用、施工の省力化、生産性向上に貢献していきます。

こうした取り組みを通じて、関係各社は安全で高品質な建設技術の普及を推進するとともに、社会インフラの長寿命化や資源の有効利用による環境負荷低減、人材不足への対応を支える生産性向上に貢献し、持続可能な社会の実現に取り組んでまいります。

※ 強度指定取得会社24社(2026年11月2日現在)

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