カートに追加されました
カートに追加されました
カートに進む
Hilti nail selection guide

コンクリート留め付けに最適な正しいピン(鋲)を選ぶためのクイックガイド

コンクリートへの直接留付け

ピンはどれも同じではありません

直接留付けの用途に選べるピンは、多種多様です。様々なピンの違いを理解し、ニーズに最適なピンを選ぶのは、必ずしも容易なことではありません。ヒルティの留付けシステムは幅広い用途で最大のパフォーマンスを実現するように設計されています。

ピンの性能を左右するもの

コンクリートの特性、ピンのデザイン、使われる留付けシステムなどの複数の要素が建設現場でのピンの性能を左右します。コンクリート用に最適なピンを決める際の三大要素は、打鋲成功率(ピンがしっかりと留まる割合)、耐力、およびピンのコストです。

コンクリートに最適な正しいピンの選び方

以下をお読みになり、ピンの適合性に影響する要素について詳細情報をご確認ください。

1. コンクリートの基礎知識

コンクリートに貫入されたピン

コンクリートに貫入するピンは、コンクリートを砕いて圧縮し、シャンクの入る穴を作る必要があります。また、コンクリート母材に貫入する過程で、硬い骨材との衝突に耐えなければなりません。その結果でピンが得る締付値は、貫入長に直接関わってきます。

ヒルティはコンクリートの種類を次の三つに区分します。

軟質 (S)

低い圧縮強度(20~45 MPa)で、小から中サイズの骨材(軟質石灰石など)。例:軽量コンクリート

硬質 (T)

中から高の圧縮強度(45~65 MPa)で、中サイズの骨材(石灰石、山砂利など)。例:通常の重量のコンクリート 

超硬質 (V)

高い圧縮強度(≥ 65 MPa)で、大きな骨材で主に硬いものを多く含む(水晶、花こう岩)。例:高性能コンクリート、超老朽化コンクリート

2. ピンの特徴

貫入性と圧縮性、すなわちコンクリートに貫入し、圧縮されるピンの性能は、次の三つのピンのデザイン的特徴に強く左右されます。

  • 先端形状
    1 / 3
    先端形状

    先端形状はピンのコンクリートへの貫入しやすさを左右します。使用されている形状は、切削形、弾道形、ステップシャンク形、長円すい形の四種類です。

  • Nail geometry
    2 / 3
    ピンの形状

    長さや直径もピンのコンクリートへの貫入しやすさに影響します。

  • ピンの硬度
    3 / 3
    ピンの硬度

    ピンの硬さは、ピンの打ち込みやすさに影響を与えます。硬い物質にはそれより硬いピンなら打ち込みやすくなりますが、ピンが硬すぎる場合、コンクリートの中の硬い骨材に衝突すると、曲がらずに割れてしまいます。そのため、曲がりに対する十分な延性があり、骨材に打っても割れないピンが良いピンです。

3. ピン選びを左右する要素

直接留付けの用途で最も影響力の高い三つの要素は次のとおりです。

  • 打鋲成功率
    1 / 3
    打鋲成功率

    打鋲成功率は正しい深さ、許容範囲内のピンの打鋲間隔で、適切に打たれたピンの割合を示します。

  • 耐力
    2 / 3
    耐力

    耐力はピンの荷重に対する耐久性の尺度です。荷重には、せん断荷重と引張荷重の二種類があります。せん断荷重はピンのシャンクに直角をなすように働き、引張荷重は同心円状に働きます。

  • ピンのコスト
    3 / 3
    ピンのコスト

    ヒルティでは、お客様にニーズに合ったピンをお選びいただくため、幅広いピン製品ラインを取り揃え、様々な用途に対応する、極めて費用対効果に優れたソリューションをお届けしております。

4. ピンのクラス

ヒルティでは多様な用途に対応する様々なピンを開発し、下表に示された5つのクラスに分類しています。ピンが用途に適しているという前提では、一般には、軽作業用のクラスVピンが最も安価で経済的です。費用はピンが作られる材料だけでなく、製造技術とも直接関わってきます。上のクラスのピンは下のクラスのピンと比べ、より厳しい条件下でも適切な性能を発揮しますが、製造コスト、つまりピンの価格が上がります。

Please enter alternative text here (optional)

5. 貫入長

Nail embedment table

ピンの性能に影響を与えるもう一つの要素は、貫入長です。深く打ち込めるピンは通常、高い荷重をかけられます。しかし、ピンをより深く打ち込む必要がある場合は、さらにピンがコンクリートに貫入しなければならないため、打鋲成功率が落ち、より多くの打ち込みエネルギーが必要になるという二つの副作用があります。

6. ピンとコンクリート

  • 各種コンクリートにおけるピンのクラスごとの打鋲成功率
    1 / 2
    各種コンクリートにおけるピンのクラスごとの打鋲成功率

    コンクリートの種類や骨材の配分によってピンの性能は変わります。軟質コンクリートではクラスを問わずピンの性能は同等になりますが、コンクリートが硬くなるにつれ、固着率はバラつきます。

  • ピンのクラスごとの打鋲成功率と耐力
    2 / 2
    ピンのクラスごとの打鋲成功率と耐力

    硬質コンクリートではピンの違いがはっきりと出ます。高級ピンは安価な製品と比べ高性能です。ピンのクラスによって貫入長、ピンの形状、硬度、先端形状がどのように変わるかご覧ください。

7. ヒルティ鋲打機システム

ヒルティの鋲打機システムはピンが正しく打ち込まれるように、ピンの垂直性や打鋲ガイド、打鋲エネルギーの適切性を最大限に保ち、適切な鋲打作業をサポートします。

  • 垂直性
    1 / 3
    垂直性

    ヒルティの鋲打機は、作業面に対してピンの垂直性を維持しやすいため、ピンを打ち込む際の傾きにより発生する不具合が軽減されます。

  • 鋲打ガイド
    2 / 3
    鋲打ガイド

    高性能の鋲打ガイドが工具に装備され、ソリッドワッシャーを使用することにより、思い通りの角度でピンを打てます。

  • 鋲打エネルギー
    3 / 3
    鋲打エネルギー

    ヒルティの鋲打機は作業コントロールが正確にできるため、ご希望の貫入長が得られます。

8. ニーズに合った正しいピン選び

以下は正しいピンを選ぶのに役立つ、簡単な四つのステップです。

1. 用途を理解する

2. どの要件が重要であるか具体的に明らかにする

3. ヒルティ製ピンの製品レンジを理解する

4. ニーズに合った正しいピンを選ぶ

このステップに従うと、次の点で役に立ちます。

・打鋲成功率が最大化される

・必要とされる耐力が得られる

・最もコスト効率の高いピンが選べる

・火薬式鋲打機の場合、適切な空包が選ばれ、エネルギー設定が調整されるのため、最適な貫入長が得られる

 

9. 推奨製品

お問い合わせ
お問い合わせ