UD 16 (01)
UD 30 (01)
オリジナル取扱説明書
取扱説明書について
本取扱説明書について
- 警告事項! 本製品をご使用になる前に、同梱の取扱説明書と指示事項、安全上の注意、警告表示、図および製品仕様を読んで、その内容を理解を理解してください。特に、すべての指示事項、安全上の注意、警告表示、図、製品仕様、構成部品と機能に精通しているようにしてください。これを怠ると、感電、火災、および/または重傷事故の危険があります。後日確認できるように、取扱説明書とすべての指示事項、安全上の注意、警告表示を保管しておいてください。
- 製品はプロ仕様で製作されており、その使用、保守、修理を行うのは、認定を受けトレーニングされた人のみに限ります。これらの人は、遭遇し得る危険に関する情報を入手していなければなりません。製品およびアクセサリーの使用法を知らない者による誤使用、あるいは規定外の使用は危険です。
- 製品に同梱されている取扱説明書は、印刷の時点で最新の技術状況を反映しています。オンラインの Hilti 製品ページで常に最新バージョンをご確認ください。これについては、本取扱説明書のリンク、または QR コード( の記号)に従ってください。
- 他の人が使用する場合には、本製品とともにこの取扱説明書を一緒にお渡しください。
記号の説明
警告表示
警告表示は製品の取扱いにおける危険について警告するものです。以下の注意喚起語が使用されています:取扱説明書の記号
この取扱説明書では、以下の記号が使用されています:取扱説明書に注意してください |
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本製品を効率良く取り扱うための注意事項や役に立つ情報 |
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リサイクル可能な部品の取扱い |
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電動工具およびバッテリーを一般ゴミとして廃棄してはなりません |
図中の記号
図中では以下の記号が使用されています:この数字は本取扱説明書冒頭にある該当図を示しています。 |
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図中の付番は、重要な作業手順あるいは作業手順にとって重要なパーツであることを示しています。本文中ではこれらの作業手順またはパーツは、(3) のように当該の番号でハイライト表示されています。 |
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概要図 には項目番号が付されていて、製品概要 セクションの凡例の番号に対応しています。 |
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この記号は、製品の取扱いの際に特に注意が必要なことを示しています。 |
製品により異なる記号
製品に表示されている記号
製品には以下の記号が使用されています:穿孔 1 速 |
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穿孔 2 速 |
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正逆回転機能 |
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毎分回転数 |
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電気絶縁保護クラス II(二重絶縁) |
安全
電動工具の一般安全注意事項
警告事項 本電動工具に付属のすべての安全上の注意、指示事項、図、および製品仕様をお読みください。 以下の指示を守らないと、感電、火災および/または重傷事故の危険があります。安全上の注意および指示事項が書かれた説明書はすべて大切に保管してください。
安全上の注意で使用する用語「電動工具」とは、お手持ちの電動ツール(電源コード使用)またはバッテリーツール(コードレス)を指します。
作業環境に関する安全
- 作業場はきれいに保ち、十分に明るくしてください。 ちらかった暗い場所での作業は事故の原因となります。
- 爆発の危険性のある環境(可燃性液体、ガスおよび粉じんのある場所)では電動工具を使用しないでください。 電動工具から火花が飛散し、粉じんや揮発性ガスに引火する恐れがあります。
- 電動工具の使用中、子供や無関係者を作業場へ近づけないでください。 作業中に気がそらされると、本体のコントロールを失ってしまう恐れがあります。
- 電動工具の接続プラグは電源コンセントにきちんと適合しなければなりません。 プラグは絶対に変更しないでください。 保護接地した電動工具と一緒にアダプタープラグを使用しないでください。 オリジナルのプラグと適切なコンセントを使用することにより、感電の危険を小さくすることができます。
- パイプ、ラジエーター、電子レンジ、冷蔵庫などのアースされた面に体の一部が触れないようにしてください。 体が触れると感電の危険が大きくなります。
- 電動工具を雨や湿気から保護してください。 電動工具に水が浸入すると、感電の危険が大きくなります。
- 電動工具を持ち運んだり、吊り下げたり、コンセントからプラグを抜いたりするときは、必ず本体を持ち、電源コードを持ったり引っ張ったりしないでください。 電源コードを火気、オイル、鋭利な刃物、可動部等に触れる場所に置かないでください。 電源コードが損傷したり絡まったりしていると、感電の危険が大きくなります。
- 屋外工事の場合には、必ず屋外専用の延長コードを使用してください。 屋外専用の延長コードを使用すると、感電の危険が小さくなります。
- 湿った場所で電動工具を作動させる必要がある場合は、漏電遮断器を使用してください。 漏電遮断器を使用すると、感電の危険が小さくなります。
- 電動工具を使用の際には、油断せずに十分注意し、常識をもった作業をおこなってください。 疲れている場合、薬物、医薬品服用およびアルコール飲用による影響下にある場合には電動工具を使用しないでください。 電動工具使用中の一瞬の不注意が重傷の原因となることがあります。
- 個人用保護具および保護メガネを常に着用してください。 負傷の危険を低減するために、電動工具の使用状況に応じた粉じんマスク、耐滑性の安全靴、ヘルメット、耳栓などの個人用保護具を着用してください。
- 電動工具の意図しない始動を防止して下さい。 電動工具を電源および/またはバッテリーに接続する前や本体を持ち上げたり運んだりする前に、本体がオフになっていることを必ず確認してください。 オン/オフスイッチが入っている状態で電動工具のスイッチに指を掛けたまま運んだり、電源に接続したりすると、事故の原因となる恐れがあります。
- 電動工具のスイッチを入れる前に、必ず調節キーやレンチを取り外してください。 調節キーやレンチが本体の回転部に装着されたままでは、けがの原因となる恐れがあります。
- 作業中は不安定な姿勢をとらないでください。 足元を安定させ、常にバランスを保つようにしてください。 これにより、万一電動工具が異常状況に陥った場合にも、適切な対応が可能となります。
- 作業に適した作業着を着用してください。 だぶだぶの衣服や装身具を着用しないでください。 髪、衣服、手袋を本体の可動部に近づけないでください。 だぶだぶの衣服、装身具、長い髪が可動部に巻き込まれる恐れがあります。
- 吸じんシステムの接続が可能な場合には、これらのシステムが適切に接続、使用されていることを確認してください。 吸じんシステムを利用することにより、粉じん公害を防げます。
- 電動工具の取扱いに熟練している場合にも、正しい安全対策を遵守し、電動工具に関する安全規則を無視しないでください。 不注意な取扱いは、ほんの一瞬で重傷事故を招くことがあります。
- 無理のある使用を避けてください。 作業用途に適した電動工具を使用してください。 適切な電動工具の使用により、能率よく、スムーズかつ安全な作業が行えます。
- スイッチが故障している場合には、電動工具を使用しないでください。 スイッチで始動および停止操作のできない電動工具は危険ですので、修理が必要です。
- 本体の設定やアクセサリーの交換を行う前や本体を保管する前には電源プラグをコンセントから抜き、および/または脱着式のバッテリーを取り外してください。 この安全処置により、電動工具の意図しない始動を防止することができます。
- 電動工具をご使用にならない場合には、子供の手の届かない場所に保管してください。 電動工具に関する知識のない方、本説明書をお読みでない方による本体のご使用は避けてください。 未経験者による電動工具の使用は危険です。
- 電動工具とアクセサリーは慎重に手入れしてください。 可動部分が引っ掛かりなく正常に作動しているか、電動工具の運転に影響を及ぼす各部分が破損・損傷していないかを確認してください。 電動工具をご使用になる前に、損傷部分の修理を依頼してください。 事故の多くは保守管理の不十分な電動工具の使用が原因となっています。
- 先端工具は鋭利で汚れのない状態を保ってください。 お手入れのゆきとどいた先端工具を使用すると、作業が簡単かつ、スムーズになります。
- 電動工具、アクセサリー、先端工具などは、それらの説明書に記載されている指示に従って使用してください。 その際は、作業環境および用途についてもご注意ください。 指定された用途以外に電動工具を使用すると危険な状況をまねく恐れがあります。
- グリップとグリップ面は乾燥した清潔な状態に保ち、オイルやグリスの付着がないようにしてください。 グリップやグリップ面が滑りやすい状態になっていると、予期していない状況が発生した際に電動工具を安全に使用/制御できません。
- 電動工具の修理は必ず認定サービスセンターにお申し付けください。また、必ず純正部品を使用してください。 これにより電動工具の安全性が確実に維持されます。
ドリルに関する安全上の注意
すべての作業に関する安全上の注意- 補助グリップを使用してください。 コントロールを失うと負傷の危険があります。
- 隠れた電線や装置自体の電源コードに先端工具あるいはねじが接触する可能性のある作業を行う場合は、電動工具を絶縁されたグリップ面で保持するようにしてください。 通電しているケーブルと接触すると、本体の金属部分にも電圧がかかり、感電の危険があります。
- 決してドリルビットの最大許容回転数を超過する回転数で作業しないでください。 回転数が高くてドリルビットが作業材料と接触せず自由に回転できる状態にあると、ドリルビットは簡単に曲がってしまうことがあり、これが負傷の原因となることがあります。
- 穿孔作業は、常にドリルビットが作業材料と接触している状態で低い回転数から始めるようにしてください。 回転数が高くてドリルビットが作業材料と接触せず自由に回転できる状態にあると、ドリルビットは簡単に曲がってしまうことがあり、これが負傷の原因となることがあります。
- 過度な力を加えず、常にドリルビットの縦方向にのみ力が作用するようにしてください。 ドリルビットは曲がって折れてしまうこと、あるいはコントロールを失って負傷の原因となることがあります。
- 電動工具のオン/オフは、必ず攪拌バスケットが攪拌する物質内にある状態で行ってください。 そうしないと、コントロールを失って負傷する危険があります。
その他の安全上の注意
作業者に関する安全- 本体は、必ず技術的に問題のない状態で使用してください。
- 本体は決して加工や改造を加えないでください。
- 本体とグリップを常に両手でしっかりと保持してください。グリップ表面は乾燥させ、清潔に保ち、オイルやグリスで汚さないようにしてください。
- 常に電源コード、延長コードが本体の背後にくるようにしてください。 こうすることにより、作業中の落下を防止します。
- 集じん装置、防じんマスクおよび保護メガネを使用してください。研磨により発生した粉じんにより肺および眼を傷める恐れがあります。
- 休憩を取って緊張をほぐし、指を動かして血行を良くするように心がけてください。
- 含鉛塗料、特定の種類の木材、コンクリート/石材、石英を含む岩石、鉱物および金属などの母材から生じた粉じんは、健康を害する恐れがあります。作業者や近くにいる人が粉じんに触れたり吸い込んだりすると、アレルギー反応や呼吸器疾患を起こす可能性があります。カシやブナ材などの特定の粉じんは、特に木材処理用の添加剤(クロム塩酸、木材保護剤)が使用されている場合、発ガン性があるとされています。アスベストが含まれる母材は、必ず専門家が取り扱うようにしてください。できるだけ集じん装置を使用してください。集じん効率を高めるには、適切な可動集じん装置を使用してください。必要に応じてそれぞれの粉じんに適した防じんマスクを着用してください。作業場の換気に十分配慮してください。処理する母材について、各国で効力を持つ規定を遵守してください。
- 本体は、体の弱い人が指示を受けずに使用するには向いていません。本体は子供の手が届かないところに保管してください。
- 本体で遊んではいけないことを子供に伝えてください。
- 本体の電源コードを定期的に点検し、コードに損傷がある場合は認定を受けた修理スペシャリストに交換を依頼してください。電動工具の電源コードが損傷した場合は、専用の承認された交換用電源コードと交換してください。交換用電源コードはヒルティサービスセンターにご注文ください。延長コードを定期的に点検し、損傷がある場合は交換してください。作業中、損傷した電源コード、延長コードには触れないでください。電源プラグをコンセントから抜きます。 損傷した電源コードや延長コードは感電の原因となり危険です。
- 停電の際は電動工具をオフにし、給電が再開された際に意図せず始動することのないように電源プラグを抜いてください。
- 導電性のある母材に対する作業を頻繁に行う場合は、定期的に Hilti サービスセンターに本体の点検を依頼してください。 本体表面に汚れ(特に導電性の物質)が付着していたり、あるいは濡れていると、場合によっては感電の恐れがあります。
- 作業材料を固定します。作業材料は、手だけで固定するよりクランプまたは万力を使用したほうがより確実に固定されます。
- 先端工具は使用することで熱くなるので、先端工具の交換時には保護手袋を着用してください。
製品の説明
製品概要
- クイックリリースチャックまたはキータイプチャック
- サイドハンドル
- スリーブ(UD 16のみ)
- デプスゲージ
- デプスゲージ用固定ネジ
- 機能切り替えスイッチ
- 正回転/逆回転切り替えスイッチ
- コントロールスイッチ(回転数電子制御式)
- 連続動作モード用ロックボタン
- 電源コード
正しい使用
本製品は、手持ち式の電動ドリルです。木材および金属への穿孔、ねじ締めおよび特定の条件においての攪拌用です。
考えられる誤った使用
- 本製品は、健康を損なう危険のある母材を作業するには適していません。
- 本製品は、湿気の多い環境での作業には適していません。
本体標準セット構成品
ドリル、サイドハンドル、デプスゲージ、チャックキー、取扱説明書。製品仕様
発電機または変圧器を使用しての作業の場合は、それらは本体の銘板に記載されている定格電力より 2 倍以上大きな出力がなければなりません。変圧器または発電機の作動電圧は、常に本体の定格電圧の +5 %...-15 % の範囲になければなりません。UD 16 |
UD 30 |
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---|---|---|
製品世代 |
01 |
01 |
重量(EPTA プロシージャ 01 に準拠) |
2.6 kg |
2.5 kg |
1 速の回転数 |
900/min (15.0 Hz) |
1,200/min (20.0 Hz) |
2 速の回転数 |
2,500/min (41.7 Hz) |
3,300/min (55.0 Hz) |
最大トルク 1 速 |
80 Nm (59 ftlbf) |
51 Nm (38 ftlbf) |
最大トルク 2 速 |
29 Nm (21 ftlbf) |
18.5 Nm (13.6 ftlbf) |
チャック直径 |
2 mm … 13 mm |
2 mm … 13 mm |
騒音および振動値について
本説明書に記載されているサウンドプレッシャー値および振動値は、規格に準拠した測定方法に基づいて測定したものです。電動工具を比較するのにご使用いただけます。曝露値の暫定的な予測にも適しています。記載されているデータは、電動工具の主要な使用方法に対する値です。電動工具を他の用途で使用したり、異なる先端工具を取り付けて使用したり、手入れや保守が十分でないまま使用した場合には、データが異なることがあります。このような相違により、作業時間全体で曝露値が著しく高くなる可能性があります。
曝露値を正確に予測するためには、電動工具のスイッチをオフにしている時間や、電動工具が作動していても実際には使用していない時間も考慮しなければなりません。このような相違により、作業時間全体で曝露値が著しく低くなる可能性があります。
作業者を騒音および/または振動による作用から保護するために、他にも安全対策を立ててください(例:電動工具および先端工具の手入れや保守、手を冷やさないようにする、作業手順の編成)。
騒音排出値
UD 16 |
UD 30 |
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---|---|---|
サウンドパワーレベル (L WA) |
98 dB(A) |
97 dB(A) |
不確実性 (KWA) |
5 dB(A) |
5 dB(A) |
排出サウンドプレッシャーレベル (L pA) |
90 dB(A) |
89 dB(A) |
不確実性 (KpA) |
5 dB(A) |
5 dB(A) |
UD 16 |
UD 30 |
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---|---|---|
ねじ締め(打撃なし) (ah) |
< 2.5 m/s² |
< 2.5 m/s² |
金属への穿孔 (ah, D) |
4.0 m/s² |
4.1 m/s² |
不確実性 (K) |
1.5 m/s² |
1.5 m/s² |
ご使用方法
作業準備
本書および製品に記載されている安全上の注意と警告表示に注意してください。サイドハンドルを取り付けて調整する
- グリップを回してサイドハンドルのホルダー(クランピングバンド)を緩めます。
- ホルダー(クランピングバンド)を前方から取付け用溝のところまでスライドさせてチャックへと取り付けます。
- ノッチによりサイドハンドルをご希望の位置にします。
- グリップを回してサイドハンドルのホルダー(クランピングバンド)を張ります。
デプスゲージを取り付ける/調整する
- 固定ネジを緩めます。
- デプスゲージを専用の開口部に押し込みます。
- デプスゲージをご希望の穿孔深さにセットします。
- デプスゲージ用固定ネジを締め付けます。
クイックリリースチャックを取り外す
- オープンエンドレンチ(サイズ 17)を、本体スピンドルの所定のスパナ面に当てます。
- オープンエンドレンチ(サイズ 19)をクイックリリースチャックの六角部にをセットします。
- オープンエンドレンチ(サイズ 19)を反時計方向に回します。
- クイックリリースチャックが本体スピンドルから外れます。
- クイックリリースチャックが本体スピンドルから外れます。
クイックリリースチャックを取り付ける
- クイックリリースチャックを、本体スピンドルのストップ位置まで手でねじ込みます。
- オープンエンドレンチ(サイズ 17)を、本体スピンドルの所定のスパナ面に当てます。
- オープンエンドレンチ(サイズ 19)をクイックリリースチャックの六角部にをセットします。
- 120 Nm の規定トルクで締め付けます。
- 120 Nm の規定トルクで締め付けます。
キータイプチャックを取り外す
- 六角棒をキータイプチャックに差し込みます。
- チャックキーを使用して六角棒を締め付けます。
- オープンエンドレンチ(サイズ 17)を、本体スピンドルの所定のスパナ面に当てます。
- 適切なレンチを六角棒に当てます。
- オープンエンドレンチ(サイズ 19)を反時計方向に回します。
- キータイプチャックが本体スピンドルから外れます。
- キータイプチャックが本体スピンドルから外れます。
キータイプチャックを取り付ける
- 六角棒をキータイプチャックに差し込みます。
- チャックキーを使用して六角棒を締め付けます。
- キータイプチャックを、本体スピンドルのストップ位置まで手でねじ込みます。
- オープンエンドレンチ(サイズ 17)を、本体スピンドルの所定のスパナ面に当てます。
- 適切なレンチを六角棒に当てます。
- 120 Nm の規定トルクで締め付けます。
先端工具をクイックリリースチャックに装着する
- クイックリリースチャックのロッキングスリーブを反時計方向に回します。
- 先端工具が外れるところまで、さらにスリーブを回します。
先端工具をクイックリリースチャックから取り外す
- 先端工具のシャフトが挿入できるようになるまでクイックリリースチャックを開きます。
- クイックリリースチャックが自動的にロックするまで、スリーブを時計方向に回して先端工具にテンションをかけます。
先端工具をキータイプチャックに装着する
- 先端工具のシャフトが挿入できるようになるまでクイックリリースチャックを開きます。
- 先端工具を装着します。
- キーリングを回してキータイプチャックを閉じます。
- キータイプチャックの 3 つの穴のいずれかにチャックキーを挿入します。
- チャックキーを時計回りに回して先端工具を固定します。
- チャックキーを引き抜きます。
先端工具をキータイプチャックから取り外す
- キータイプチャックの 3 つの穴のいずれかにチャックキーを挿入します。
- チャックキーを反時計回りに回してチャックキーを開きます。
- 先端工具を取り外します。
- チャックキーを引き抜きます。
作業
連続動作モードをオンにする/オフにする
- コントロールスイッチを押して、その状態を保ちます。
- ロックボタンを押して、その状態を保ちます。
- コントロールスイッチから指を放します。
- ロックボタンから指を離します。
- 連続動作モードをオフにするには、一旦コントロールスイッチを押してから再びコントロールスイッチを放します。
正逆回転を設定する
- 正回転/逆回転切り替えスイッチを希望の回転方向に設定します。
穿孔 1 および 2 速
- 機能切り替えスイッチを「1 速穿孔」または「2 速穿孔」の位置にします。
撹拌
- 機能切り替えスイッチを「穿孔 1 速」の位置にします。
ねじ締め
- 正回転/逆回転切り替えスイッチを希望の回転方向に設定します。
- 機能切り替えスイッチを「1 速穿孔」または「2 速穿孔」の位置にします。
手入れと保守
手入れ- 付着した汚れを慎重に除去してください。
- 汚れが付着している場合は、通気溝を乾いた柔らかいブラシを使用して慎重に掃除してください。
- 必ず少し湿した布でハウジングを拭いてください。シリコンを含んだ磨き粉はプラスチック部品をいためる可能性があるので使用しないでください。
- 目視確認可能なすべての部品については損傷の有無を、操作エレメントについては問題なく機能することを定期的に点検してください。
- 損傷および/または機能に問題のある場合は、本製品を使用しないでください。速やかに Hilti サービスセンターに本製品の修理を依頼してください。
- 手入れおよび保守作業の後は、すべての安全機構を取り付けて、それらが問題なく作動するか点検してください。
搬送および保管
搬送- 本製品は先端工具を装着した状態で搬送しないでください。
- 搬送の際に確実に固定されているか確認してください。
- 搬送の後にはその都度、目視確認可能なすべての部品について損傷の有無を、操作エレメントについて問題なく機能することを点検してください。
- 本製品は、必ず電源プラグを抜いた状態で保管してください。
- 本製品は、乾燥している場所に、子供や権限のない人が手を触れることのないようにして保管してください。
- 長期にわたっての保管の後には、目視確認可能なすべての部品について損傷の有無を、操作エレメントについて問題なく機能することを点検してください。
故障時のヒント
この表に記載されていない、あるいはご自身で解消することのできない故障が発生した場合には、弊社営業担当または Hilti サービスセンターにご連絡ください。故障かな?と思った時
故障 |
考えられる原因 |
解決策 |
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本体が始動しない。 |
主電源が供給されていない |
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電源コードあるいはプラグの故障。 |
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エレクトロニクスエラー |
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本体がフルパワーにならない。 |
延長コードの導体断面積が不十分。 |
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コントロールスイッチの握り込みが不十分。 |
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ドリルビットが切削しない。 |
本体が逆回転にセットされている。 |
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ドリルビットが鈍っている、または損傷している。 |
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ドリルビットが回転しない。 |
チャックが確実に締まっていない。 |
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廃棄
Hilti 製品の大部分の部品はリサイクル可能です。リサイクル前にそれぞれの部品は分別して回収されなければなりません。多くの国で Hilti は、古い電動工具をリサイクルのために回収しています。詳細については弊社営業担当または Hilti 代理店・販売店にお尋ねください。メーカー保証
- 保証条件に関するご質問は、最寄りの Hilti 代理店・販売店までお問い合わせください。
適合宣言
適合宣言製造者は、単独の責任において本書で説明している製品が有効な法規と有効な標準規格に適合していることを宣言します。技術資料は本書の後続の頁に記載されています:
Hilti Entwicklungsgesellschaft mbH | Zulassung Geräte | Hiltistraße 6 | 86916 Kaufering, DE
製品データ
ドリル |
UD 16 | UD 30 |
製品世代: |
01 |
製造番号: |
1‒99999999999 |