SR 30 (01)
オリジナル取扱説明書
取扱説明書について
本取扱説明書について
- 警告事項! 本製品をご使用になる前に、同梱の取扱説明書と指示事項、安全上の注意、警告表示、図および製品仕様を読んで、その内容を理解を理解してください。特に、すべての指示事項、安全上の注意、警告表示、図、製品仕様、構成部品と機能に精通しているようにしてください。これを怠ると、感電、火災、および/または重傷事故の危険があります。後日確認できるように、取扱説明書とすべての指示事項、安全上の注意、警告表示を保管しておいてください。
- 製品はプロ仕様で製作されており、その使用、保守、修理を行うのは、認定を受けトレーニングされた人のみに限ります。これらの人は、遭遇し得る危険に関する情報を入手していなければなりません。製品およびアクセサリーの使用法を知らない者による誤使用、あるいは規定外の使用は危険です。
- 製品に同梱されている取扱説明書は、印刷の時点で最新の技術状況を反映しています。オンラインの Hilti 製品ページで常に最新バージョンをご確認ください。これについては、本取扱説明書のリンク、または QR コード( の記号)に従ってください。
- 他の人が使用する場合には、本製品とともにこの取扱説明書を一緒にお渡しください。
記号の説明
警告表示
警告表示は製品の取扱いにおける危険について警告するものです。以下の注意喚起語が使用されています:本書の記号
本書では、以下の記号が使用されています:使用前に取扱説明書をお読みください |
|
本製品を効率良く取り扱うための注意事項や役に立つ情報 |
|
リサイクル可能な部品の取扱い |
|
工具およびバッテリーを一般ゴミとして廃棄してはなりません |
図中の記号
図中では以下の記号が使用されています:この数字は本取扱説明書冒頭にある該当図を示しています |
|
付番は図中の作業手順の順序に対応していて、本文の作業手順とは一致しない場合があります |
|
概要図 には項目番号が付されていて、製品概要 セクションの凡例の番号に対応しています |
|
この記号は、製品の取扱いの際に特に注意が必要なことを示しています。 |
製品により異なる記号
製品に表示されている記号
製品には以下の記号が使用されている場合があります:ロック |
|
ロック解除 |
|
無負荷ストローク速度 |
|
本体は、iOS および Android プラットフォームと互換性のある NFC テクノロジーをサポートしています。 |
安全
電動工具の一般安全注意事項
警告事項 本電動工具に付属のすべての安全上の注意、指示事項、図、および製品仕様をお読みください。 以下の指示を守らないと、感電、火災および/または重傷事故の危険があります。安全上の注意および指示事項が書かれた説明書はすべて大切に保管してください。
安全上の注意で使用する用語「電動工具」とは、お手持ちの電動ツール(電源コード使用)またはバッテリーツール(コードレス)を指します。
作業環境に関する安全
- 作業場はきれいに保ち、十分に明るくしてください。 ちらかった暗い場所での作業は事故の原因となります。
- 爆発の危険性のある環境(可燃性液体、ガスおよび粉じんのある場所)では電動工具を使用しないでください。 電動工具から火花が飛散し、粉じんや揮発性ガスに引火する恐れがあります。
- 電動工具の使用中、子供や無関係者を作業場へ近づけないでください。 作業中に気がそらされると、本体のコントロールを失ってしまう恐れがあります。
- 電動工具の接続プラグは電源コンセントにきちんと適合しなければなりません。 プラグは絶対に変更しないでください。 保護接地した電動工具と一緒にアダプタープラグを使用しないでください。 オリジナルのプラグと適切なコンセントを使用することにより、感電の危険を小さくすることができます。
- パイプ、ラジエーター、電子レンジ、冷蔵庫などのアースされた面に体の一部が触れないようにしてください。 体が触れると感電の危険が大きくなります。
- 電動工具を雨や湿気から保護してください。 電動工具に水が浸入すると、感電の危険が大きくなります。
- 電動工具を持ち運んだり、吊り下げたり、コンセントからプラグを抜いたりするときは、必ず本体を持ち、電源コードを持ったり引っ張ったりしないでください。 電源コードを火気、オイル、鋭利な刃物、可動部等に触れる場所に置かないでください。 電源コードが損傷したり絡まったりしていると、感電の危険が大きくなります。
- 屋外工事の場合には、必ず屋外専用の延長コードを使用してください。 屋外専用の延長コードを使用すると、感電の危険が小さくなります。
- 湿った場所で電動工具を作動させる必要がある場合は、漏電遮断器を使用してください。 漏電遮断器を使用すると、感電の危険が小さくなります。
- 電動工具を使用の際には、油断せずに十分注意し、常識をもった作業をおこなってください。 疲れている場合、薬物、医薬品服用およびアルコール飲用による影響下にある場合には電動工具を使用しないでください。 電動工具使用中の一瞬の不注意が重傷の原因となることがあります。
- 個人用保護具および保護メガネを常に着用してください。 負傷の危険を低減するために、電動工具の使用状況に応じた粉じんマスク、耐滑性の安全靴、ヘルメット、耳栓などの個人用保護具を着用してください。
- 電動工具の意図しない始動を防止して下さい。 電動工具を電源および/またはバッテリーに接続する前や本体を持ち上げたり運んだりする前に、本体がオフになっていることを必ず確認してください。 オン/オフスイッチが入っている状態で電動工具のスイッチに指を掛けたまま運んだり、電源に接続したりすると、事故の原因となる恐れがあります。
- 電動工具のスイッチを入れる前に、必ず調節キーやレンチを取り外してください。 調節キーやレンチが本体の回転部に装着されたままでは、けがの原因となる恐れがあります。
- 作業中は不安定な姿勢をとらないでください。 足元を安定させ、常にバランスを保つようにしてください。 これにより、万一電動工具が異常状況に陥った場合にも、適切な対応が可能となります。
- 作業に適した作業着を着用してください。 だぶだぶの衣服や装身具を着用しないでください。 髪、衣服、手袋を本体の可動部に近づけないでください。 だぶだぶの衣服、装身具、長い髪が可動部に巻き込まれる恐れがあります。
- 吸じんシステムの接続が可能な場合には、これらのシステムが適切に接続、使用されていることを確認してください。 吸じんシステムを利用することにより、粉じん公害を防げます。
- 電動工具の取扱いに熟練している場合にも、正しい安全対策を遵守し、電動工具に関する安全規則を無視しないでください。 不注意な取扱いは、ほんの一瞬で重傷事故を招くことがあります。
- 無理のある使用を避けてください。 作業用途に適した電動工具を使用してください。 適切な電動工具の使用により、能率よく、スムーズかつ安全な作業が行えます。
- スイッチが故障している場合には、電動工具を使用しないでください。 スイッチで始動および停止操作のできない電動工具は危険ですので、修理が必要です。
- 本体の設定やアクセサリーの交換を行う前や本体を保管する前には電源プラグをコンセントから抜き、および/または脱着式のバッテリーを取り外してください。 この安全処置により、電動工具の意図しない始動を防止することができます。
- 電動工具をご使用にならない場合には、子供の手の届かない場所に保管してください。 電動工具に関する知識のない方、本説明書をお読みでない方による本体のご使用は避けてください。 未経験者による電動工具の使用は危険です。
- 電動工具とアクセサリーは慎重に手入れしてください。 可動部分が引っ掛かりなく正常に作動しているか、電動工具の運転に影響を及ぼす各部分が破損・損傷していないかを確認してください。 電動工具をご使用になる前に、損傷部分の修理を依頼してください。 事故の多くは保守管理の不十分な電動工具の使用が原因となっています。
- 先端工具は鋭利で汚れのない状態を保ってください。 お手入れのゆきとどいた先端工具を使用すると、作業が簡単かつ、スムーズになります。
- 電動工具、アクセサリー、先端工具などは、それらの説明書に記載されている指示に従って使用してください。 その際は、作業環境および用途についてもご注意ください。 指定された用途以外に電動工具を使用すると危険な状況をまねく恐れがあります。
- グリップとグリップ面は乾燥した清潔な状態に保ち、オイルやグリスの付着がないようにしてください。 グリップやグリップ面が滑りやすい状態になっていると、予期していない状況が発生した際に電動工具を安全に使用/制御できません。
- 電動工具の修理は必ず認定サービスセンターにお申し付けください。また、必ず純正部品を使用してください。 これにより電動工具の安全性が確実に維持されます。
往復運動するソーブレードによる切断に関するその他の安全上の注意
- 先端工具が隠れた電線に接触する可能性のある作業を行う場合は、必ず本体の絶縁されたグリップを持ってください。 通電しているケーブルと接触すると、本体の金属部分にも電圧がかかり、感電の危険があります。
- 工具はクランプ、あるいはその他の方法で安定した土台に確実に固定してください。 作業材料を手あるいは体で保持しようとすると不安定さが残り、コントロールを失う危険があります。
切断に関するその他の安全上の注意
作業者に関する安全- 切断領域やソーブレード付近に手を出さないでください。片方の手でフロントエンドグリップまたはモーターハウジングを保持してください。両手でソーを保持すれば、切断時に手を負傷することはありません。
- 本製品は、必ず技術的に問題のない状態で使用してください。
- 本体は決して加工や改造を加えないでください。
- 保護手袋は先端工具の交換時にも着用してください。先端工具に触れると、切創事故や火傷の原因となることがあります。
- 作業開始前に、作業場で発生する粉じんの危険有害度を調査してください。公的に承認された保護等級および地域の粉じんに関する規定を満たした工業用集じん機を使用してください。含鉛塗料、特定の種類の木材、コンクリート/石材、石英を含む岩石、鉱物および金属などの母材から生じた粉じんは、健康を害する恐れがあります。
- 作業場の良好な換気に注意し、必要に応じてそれぞれの粉じんに適した防じんマスクを着用してください。作業者や近くにいる人が粉じんに触れたり吸い込んだりすると、アレルギー反応や呼吸器疾患を起こす可能性があります。アスベストが含まれる母材は、必ず専門家が取り扱うようにしてください。
- 作業材料の下側をつかまないでください。
- 本体は常に両手で指定のグリップを掴んで保持し、反力を受け止めることができるように腕を構えます。
- グリップは乾燥した清潔な状態を保ってください。
- ソーブレードは必ず側部をつかみ、決してソーブレードが身体のすぐ前にくることのないようにしてください。反動が生じるとソーが跳ね返ることがあります!
- ソーブレードが噛んだ場合あるいは作業を中断する場合は、ソーをオフにしてソーブレードが停止するまでソーを動かさないでください。ソーブレードが動いている間は、ソーを作業材料から離したり後方へ引いたりしないでください、そうしないと反動が発生する危険があります。
- 作業材料に挿入されているソーを再び作動させる場合は、ソーブレードをカットギャップの中央に配置し、歯が作業材料に引っかかっていないかチェックします。
- 既存の壁やその他の見通しのきかない領域で切断を行う場合は特に注意してください。切断時に、押し込まれたソーブレードが隠れている対象物にブロックされ、跳ね返る可能性があります。
- ソーをスタートさせる前に、ソーブレードを引っ張ってチャックにきちんと噛み合っていることを確認します。ソーブレードが外れて飛び出ることはきわめて危険です。
- 作業を開始する前に、作業領域に埋設された電線、ガス管や水道管がないかを調査してください。誤って電線を損傷すると、本体外側の金属部分により感電事故が発生する可能性があります。
- 先端工具が隠れた電線に接触する可能性のある作業を行う場合は、必ず本体の絶縁されたグリップを持ってください。通電しているケーブルと接触すると、本体の金属部分にも電圧がかかり、感電の危険があります。
- 本体の電源コードを定期的に点検し、コードに損傷がある場合は認定を受けた修理スペシャリストに交換を依頼してください。電動工具の電源コードが損傷した場合は、専用の承認された交換用電源コードと交換してください。交換用電源コードはヒルティサービスセンターにご注文ください。延長コードを定期的に点検し、損傷がある場合は交換してください。作業中、損傷した電源コード、延長コードには触れないでください。電源プラグをコンセントから抜きます。損傷した電源コードや延長コードは感電の原因となり危険です。
- 切れ味の悪くなったソーブレードや損傷したソーブレードは使用しないでください。そのようなソーブレードは、摩擦の増大、噛み込みあるいは反動の原因となります。
- ソーブレードの取扱いと保管に関するメーカーの指示に注意してください。
- 本製品のプロテクトシューを作業材料に押し当ててください。これにより、最適で安全な作業を保証することができます。
- 切屑が熱くなっていることがあるため、適切な保護服を着用してください。
その他の安全上の注意
- 本製品は、必ず技術的に問題のない状態で使用してください。
- 本体は決して加工や改造を加えないでください。
- 切れ味の悪くなったソーブレードや損傷したソーブレードは使用しないでください。そのようなソーブレードは、摩擦の増大、噛み込みあるいは反動の原因となります。
- 作業を開始する前に、作業領域に埋設された電線、ガス管や水道管がないかを調査してください。誤って電線を損傷すると、本体外側の金属部分により感電事故が発生する可能性があります。
- 作業材料は安定した支持具に固定してください。切断する作業材料を手や足で支えないでください。
- 本製品の電源は必ず作業場で入れてください。
- 作業時には必ず本体を身体から離すようにしてください。
- 特にパイプ直径が大きい場合には、適切な押し付け力と適度な切断速度で作業してください。これにより、本体の過熱を防止することができます。
- パイプを切断する場合は、パイプ内に水滴が残っていないことを確認してください。必要に応じてパイプを空にしてください。
- パイプを切断する場合には、本体をパイプより上の位置に保持してください。
- 本体は耐水仕様ではありません。水滴が本体にかかると短絡の原因となることがあります。
- 未知の母材には決して切断を行わないでください。切断ラインの上面と下面から障害物を取り除いてください。
- ソーブレードが切断面に当たった時に、本体に対して反力が作用することがあります。
- 保護手袋は先端工具の交換時にも着用してください。先端工具に触れると、切創事故や火傷の原因となることがあります。
- 本体を保管および搬送する際は、スイッチインターロックを作動させてください。
- ソーブレードの取扱いと保管に関するメーカーの指示に注意してください。
- 本体使用中、作業者および現場で直近に居合わせる人は適切な保護メガネ、ヘルメット、耳栓、保護手袋および防じんマスクを着用しなければなりません。
- 常に適切な長さのソーブレードを使用してください。ソーブレードは、ストロークの全行程において作業材料より突出していなければなりません。
- 休憩を取って緊張をほぐし、指を動かして血の巡りを良くするように心がけてください。
- ランプ(LED)を直接のぞき込んだり、LED で他の人の顔を照射したりしないでください。眼がくらむ恐れがあります。
- 破片が身体の一部、眼などを傷つけることもあります。個人用保護具と、常に保護メガネおよび保護手袋を着用してください。
- 剥がし作業の場合には、作業側と反対の領域を保護してください。
- ソーブレードはストロークサイクル中に作業材料の端から 40 mm 以上突き出るようにしてください。これにより、切断中の反動を防止することができます。
製品の説明
製品概要
- チャック
- カットアダプターキャッチ
- 折りたたみ式吊り下げフック(アクセサリー)
- 無段変速スイッチ
- 後部グリップ
- 電源コード
- セイフティーアイ
- プロテクトシューのロック/ロック解除ボタン付きフロントエンドグリップ
- ソーブレードリリースレバー
- 吸入接続部(アクセサリー)
- プロテクトシュー
- ソーブレード
- カットアダプター(アクセサリー)
正しい使用
本書で説明している製品はレシプロソーです。本製品は、木材、木製および金属製作業材料、ならびにプラスチックの切断に使用するものです。
本製品は両手操作用として設計されています。考えられる誤った使用
- レンガ、コンクリート、気泡コンクリート、天然石、タイルを切断しないでください。
- 本製品を、水滴が残っているパイプの切断に使用しないでください。
- 未知の母材には切断を行わないでください。
本体標準セット構成品
レシプロソー、取扱説明書。その他のご使用の製品用に許可されたシステム製品については、弊社営業担当または Hilti Store にお問い合わせいただくか、あるいは www.hilti.group でご確認ください。
製品仕様
発電機または変圧器を使用しての作業の場合は、それらは本体の銘板に記載されている定格電力より 2 倍以上大きな出力がなければなりません。変圧器または発電機の作動電圧は、常に本体の定格電圧の +5 %...-15 % の範囲になければなりません。SR 30 |
|
---|---|
製品世代 |
01 |
重量(EPTA プロシージャ 01 に準拠) |
4.8 kg |
重量 |
4.8 kg |
ストローク数 |
2,650/min |
ストローク長 |
32 mm |
チャック |
1/2 in |
騒音および振動値について
本説明書に記載されているサウンドプレッシャー値および振動値は、規格に準拠した測定方法に基づいて測定したものです。電動工具を比較するのにご使用いただけます。曝露値の暫定的な予測にも適しています。記載されているデータは、電動工具の主要な使用方法に対する値です。電動工具を他の用途で使用したり、異なる先端工具を取り付けて使用したり、手入れや保守が十分でないまま使用した場合には、データが異なることがあります。このような相違により、作業時間全体で曝露値が著しく高くなる可能性があります。
曝露値を正確に予測するためには、電動工具のスイッチをオフにしている時間や、電動工具が作動していても実際には使用していない時間も考慮しなければなりません。このような相違により、作業時間全体で曝露値が著しく低くなる可能性があります。
作業者を騒音および/または振動による作用から保護するために、他にも安全対策を立ててください(例:電動工具および先端工具の手入れや保守、手を冷やさないようにする、作業手順の編成)。
騒音について
SR 30 |
|
---|---|
サウンドパワーレベル (LWA) |
100 dB(A) |
サウンドパワーレベルの不確実性 (KWA) |
5 dB(A) |
サウンドプレッシャーレベル (LpA) |
92 dB(A) |
サウンドプレッシャーレベルの不確実性 (KpA) |
5 dB(A) |
SR 30 |
|
---|---|
排出振動値(クリップボード切断) (ah,B) |
13.6 m/s² |
不確実性(クリップボード切断) (K) |
1.7 m/s² |
排出振動値(角材切断) (ah,WB) |
19 m/s² |
不確実性(角材切断) (K) |
3.9 m/s² |
作業準備
本書および製品に記載されている安全上の注意と警告表示に注意してください。吊り下げフックを取り付ける(アクセサリー)
- 吊り下げフックを取り付けます。
ソーブレードを取り外す
- ロックレバーをストップ位置まで上方へずらし、その位置に保持します。
- ソーブレードをブレードクランプから前方に引き出します。
- 指を放してロックレバーを元の位置にします。
プロテクトシューを交換する
- ソーブレードを取り外します。
- プロテクトシューのロック/ロック解除ボタンを押します。
- プロテクトシューを引き出します。
- プロテクトシューのロック/ロック解除ボタンを押します。
- グリスを薄く塗布したプロテクトシューを希望の位置までガイドに装着します。
- プロテクトシューがロックしていることを確認します。
- ソーブレードを装着します。
吸入接続部の取り付け(アクセサリー)
- プロテクトシューを取り外します。
- 吸入接続部をプロテクトシューのガイドレールに取り付けます。
- グリスを薄く塗布したプロテクトシューをガイドに完全に装着します。
ソーブレードを装着する
- 先端工具のコネクションエンドが汚れていないか、グリスが薄く塗布されているか確認します。必要であれば、コネクションエンドの汚れを取り除き、グリスを薄く塗ってください。
- ロックレバーをストップ位置まで上方へずらし、その位置に保持します。
- ソーブレードを前からチャックに押し込みます。
- 指を放してロックレバーを元の位置にします。
- ソーブレードを引っ張り、きちんと噛み合っていることを確認します。
ソーをガイドする
- ソーは所定のグリップで保持してください。
- ソーを作業材料に接触するまでガイドします。
- ソーを前後に動かします。
- ソーを作業材料に押し付けると、ソーブレードが破断して負傷の原因となることがあります。
- ソーを作業材料に押し付けると、ソーブレードが破断して負傷の原因となることがあります。
プランジソーイング
- 本製品のプロテクトシューのフロントエッジを作業材料に当てます。
- コントロールスイッチを押します。
- 本製品を作業材料にしっかりと押し付け、本体(プロテクトシュー)を母材の方に傾けながらプランジを開始します。
- ソーブレードが作業材料を突き抜いたら、本製品をノーマル位置に戻し(プロテクトシューの面全体を接触させる)、切断ラインに沿って切断を続けます。
オン/オフする
- レシプロソーをオンにするには、コントロールスイッチを操作します。
- レシプロソーをオフにするには、コントロールスイッチから指を放します。
手入れと保守
本体の手入れ- 強固に付着した汚れは慎重に除去してください。
- 通気溝を乾いたブラシで入念に清掃してください。
- ハウジングは必ず軽く湿らせた布で清掃してください。シリコンを含んだ清掃用具はプラスチック部品をいためる可能性があるので使用しないでください。
- チャックの外側を定期的に清掃して潤滑してください。これには、Hilti 314648 スプレーを使用してください。
- 目視確認可能なすべての部品について損傷の有無を、操作エレメントについては問題なく機能することを定期的に点検してください。
- 損傷および/または機能に問題のある場合は、本製品を使用しないでください。直ちに Hilti サービスセンターに修理を依頼してください。
- 手入れおよび保守作業の後は、すべての安全機構を取り付けて機能を点検してください。
搬送および保管
- 電動工具は先端工具を装着した状態で搬送しないでください。
- 電動工具は常に電源プラグを外して保管してください。
- 本体は、乾燥している場所に、子供や権限のない人が手を触れることのないようにして保管してください。
- 電動工具を長距離にわたって搬送したり長期にわたって保管した後には、使用の前に損傷がないかチェックしてください。
故障時のヒント
この表に記載されていない、あるいはご自身で解消することのできない故障が発生した場合には、弊社営業担当または Hilti サービスセンターにご連絡ください。レシプロソーは作動不可能
故障 |
考えられる原因 |
解決策 |
---|---|---|
本体が始動しない。 |
スイッチインターロックが操作されていない。 |
|
ソーブレードをチャックから取り出せない。 |
ロックレバーがストップ位置まで押されていない。 |
|
チャックが切断切屑で塞がっている。 |
|
レシプロソーは作動可能
故障 |
考えられる原因 |
解決策 |
---|---|---|
本体機能がフルに発揮されない。 |
コントロールスイッチが完全に押されていない |
|
ソーブレードをチャックから取り出せない。 |
ロックレバーがストップ位置まで押されていない。 |
|
廃棄
Hilti 製品の大部分の部品はリサイクル可能です。リサイクル前にそれぞれの部品は分別して回収されなければなりません。多くの国で Hilti は、古い電動工具をリサイクルのために回収しています。詳細については弊社営業担当または Hilti 代理店・販売店にお尋ねください。その他の情報
ご使用方法、技術、環境保護、RoHS 適合宣言(中国および台湾市場のみ)、およびリサイクルに関するその他の情報については、http://qr.hilti.com/manual/?id=2243029&id=2258669&id=2243131 のリンクをご確認ください。このリンクは、本取扱説明書に QR コード(記号 )としても記載されています。
メーカー保証
- 保証条件に関するご質問は、最寄りの Hilti 代理店・販売店までお問い合わせください。
適合宣言
適合宣言製造者は、単独の責任において本書で説明している製品が有効な法規と有効な標準規格に適合していることを宣言します。技術資料は本書の後続の頁に記載されています:
Hilti Entwicklungsgesellschaft mbH | Zulassung Geräte | Hiltistraße 6 | 86916 Kaufering, DE
製品データ
レシプロソー |
SR 30 |
製品世代 |
01 |
製造番号 |
1‒99999999999 |