NPR 019 IE-A22
オリジナル取扱説明書
文書について
本書について
- ご使用前に本書をすべてお読みください。このことは、安全な作業と問題のない取扱いのための前提条件となります。
- 本書および製品に記載されている安全上の注意と警告表示に注意してください。
- 取扱説明書は常に製品とともに保管し、他の人が使用する場合には、製品と取扱説明書を一緒にお渡しください。
記号の説明
警告表示
警告表示は製品の取扱いにおける危険について警告するものです。以下の注意喚起語が使用されています:本書の記号
本書では、以下の記号が使用されています:使用前に取扱説明書をお読みください |
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本製品を効率良く取り扱うための注意事項や役に立つ情報 |
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リサイクル可能な部品の取扱い |
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工具およびバッテリーを一般ゴミとして廃棄してはなりません |
図中の記号
図中では以下の記号が使用されています:この数字は本取扱説明書冒頭にある該当図を示しています |
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付番は図中の作業手順の順序に対応していて、本文の作業手順とは一致しない場合があります |
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概要図 には項目番号が付されていて、製品概要 セクションの凡例の番号に対応しています |
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この記号は、製品の取扱いの際に特に注意が必要なことを示しています。 |
製品に表示されている記号
製品により異なる記号
製品には以下の記号が使用されています:挫傷の危険! |
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無線データ転送 |
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使用されている Hilti Li-Ion バッテリーのモデルシリーズ。正しい使用 の章の記載に注意してください。 |
製品情報
製品はプロ仕様で製作されており、その使用、保守、修理を行うのは、認定を受けトレーニングされた人のみに限ります。これらの人は、遭遇し得る危険に関する情報を入手していなければなりません。製品およびアクセサリーの使用法を知らない者による誤使用、あるいは規定外の使用は危険です。機種名および製造番号は銘板に表示されています。
- 製造番号を以下の表に書き写しておいてください。ヒルティ代理店やサービスセンターへお問い合わせの際には、製品データが必要になります。
製品データプレス工具 NPR 019 IE-A22 製品世代 01 製造番号
適合宣言
当社は、単独の責任において本書で説明している製品が有効な基準と標準規格に適合していることを宣言します。適合宣言書の複写は本書の末尾にあります。技術資料は本書の後続の頁に記載されています:
Hilti Entwicklungsgesellschaft mbH | Zulassung Geräte | Hiltistraße 6 | 86916 Kaufering, DE
安全
電動工具の一般安全注意事項
警告事項 本電動工具に付属のすべての安全上の注意、指示事項、図、および製品仕様をお読みください。 以下の指示を守らないと、感電、火災および/または重傷事故の危険があります。安全上の注意および指示事項が書かれた説明書はすべて大切に保管してください。
安全上の注意で使用する用語「電動工具」とは、お手持ちの電動ツール(電源コード使用)またはバッテリーツール(コードレス)を指します。
作業環境に関する安全
- 作業場はきれいに保ち、十分に明るくしてください。 ちらかった暗い場所での作業は事故の原因となります。
- 爆発の危険性のある環境(可燃性液体、ガスおよび粉じんのある場所)では電動工具を使用しないでください。 電動工具から火花が飛散し、粉じんや揮発性ガスに引火する恐れがあります。
- 電動工具の使用中、子供や無関係者を作業場へ近づけないでください。 作業中に気がそらされると、本体のコントロールを失ってしまう恐れがあります。
- 電動工具の接続プラグは電源コンセントにきちんと適合しなければなりません。 プラグは絶対に変更しないでください。 保護接地した電動工具と一緒にアダプタープラグを使用しないでください。 オリジナルのプラグと適切なコンセントを使用することにより、感電の危険を小さくすることができます。
- パイプ、ラジエーター、電子レンジ、冷蔵庫などのアースされた面に体の一部が触れないようにしてください。 体が触れると感電の危険が大きくなります。
- 電動工具を雨や湿気から保護してください。 電動工具に水が浸入すると、感電の危険が大きくなります。
- 電動工具を持ち運んだり、吊り下げたり、コンセントからプラグを抜いたりするときは、必ず本体を持ち、電源コードを持ったり引っ張ったりしないでください。 電源コードを火気、オイル、鋭利な刃物、可動部等に触れる場所に置かないでください。 電源コードが損傷したり絡まったりしていると、感電の危険が大きくなります。
- 屋外工事の場合には、必ず屋外専用の延長コードを使用してください。 屋外専用の延長コードを使用すると、感電の危険が小さくなります。
- 湿った場所で電動工具を作動させる必要がある場合は、漏電遮断器を使用してください。 漏電遮断器を使用すると、感電の危険が小さくなります。
- 電動工具を使用の際には、油断せずに十分注意し、常識をもった作業をおこなってください。 疲れている場合、薬物、医薬品服用およびアルコール飲用による影響下にある場合には電動工具を使用しないでください。 電動工具使用中の一瞬の不注意が重傷の原因となることがあります。
- 個人用保護具および保護メガネを常に着用してください。 負傷の危険を低減するために、電動工具の使用状況に応じた粉じんマスク、耐滑性の安全靴、ヘルメット、耳栓などの個人用保護具を着用してください。
- 電動工具の意図しない始動を防止して下さい。 電動工具を電源および/またはバッテリーに接続する前や本体を持ち上げたり運んだりする前に、本体がオフになっていることを必ず確認してください。 オン/オフスイッチが入っている状態で電動工具のスイッチに指を掛けたまま運んだり、電源に接続したりすると、事故の原因となる恐れがあります。
- 電動工具のスイッチを入れる前に、必ず調節キーやレンチを取り外してください。 調節キーやレンチが本体の回転部に装着されたままでは、けがの原因となる恐れがあります。
- 作業中は不安定な姿勢をとらないでください。 足元を安定させ、常にバランスを保つようにしてください。 これにより、万一電動工具が異常状況に陥った場合にも、適切な対応が可能となります。
- 作業に適した作業着を着用してください。 だぶだぶの衣服や装身具を着用しないでください。 髪、衣服、手袋を本体の可動部に近づけないでください。 だぶだぶの衣服、装身具、長い髪が可動部に巻き込まれる恐れがあります。
- 吸じんシステムの接続が可能な場合には、これらのシステムが適切に接続、使用されていることを確認してください。 吸じんシステムを利用することにより、粉じん公害を防げます。
- 電動工具の取扱いに熟練している場合にも、正しい安全対策を遵守し、電動工具に関する安全規則を無視しないでください。 不注意な取扱いは、ほんの一瞬で重傷事故を招くことがあります。
- 無理のある使用を避けてください。 作業用途に適した電動工具を使用してください。 適切な電動工具の使用により、能率よく、スムーズかつ安全な作業が行えます。
- スイッチが故障している場合には、電動工具を使用しないでください。 スイッチで始動および停止操作のできない電動工具は危険ですので、修理が必要です。
- 本体の設定やアクセサリーの交換を行う前や本体を保管する前には電源プラグをコンセントから抜き、および/または脱着式のバッテリーを取り外してください。 この安全処置により、電動工具の意図しない始動を防止することができます。
- 電動工具をご使用にならない場合には、子供の手の届かない場所に保管してください。 電動工具に関する知識のない方、本説明書をお読みでない方による本体のご使用は避けてください。 未経験者による電動工具の使用は危険です。
- 電動工具とアクセサリーは慎重に手入れしてください。 可動部分が引っ掛かりなく正常に作動しているか、電動工具の運転に影響を及ぼす各部分が破損・損傷していないかを確認してください。 電動工具をご使用になる前に、損傷部分の修理を依頼してください。 事故の多くは保守管理の不十分な電動工具の使用が原因となっています。
- 先端工具は鋭利で汚れのない状態を保ってください。 お手入れのゆきとどいた先端工具を使用すると、作業が簡単かつ、スムーズになります。
- 電動工具、アクセサリー、先端工具などは、それらの説明書に記載されている指示に従って使用してください。 その際は、作業環境および用途についてもご注意ください。 指定された用途以外に電動工具を使用すると危険な状況をまねく恐れがあります。
- グリップとグリップ面は乾燥した清潔な状態に保ち、オイルやグリスの付着がないようにしてください。 グリップやグリップ面が滑りやすい状態になっていると、予期していない状況が発生した際に電動工具を安全に使用/制御できません。
- バッテリーを充電する場合は、必ずメーカー推奨の充電器を使用してください。 特定タイプのバッテリー専用の充電器を他のバッテリーに使用すると、火災の恐れがあります。
- 電動工具には、必ず指定されたバッテリーを使用してください。 指定以外のバッテリーを使用すると、負傷や火災の恐れがあります。
- 使用されていないバッテリーの近くに、事務用クリップ、硬貨、キー、釘、ネジ、その他の小さな金属物を置かないでください。電気接点の短絡が起こることがあります。 バッテリーの電気接点間が短絡すると、火傷や火災が発生する危険があります。
- 正しく使用しないと、液漏れが発生することがあります。 その場合、漏れた液には触れないでください。 もしも触れてしまった場合は、水で洗い流してください。 バッテリー液が眼に入った場合は、水で洗い流してから医師の診察を受けてください。 流出したバッテリー液により、皮膚が刺激を受けたり火傷を負う恐れがあります。
- 損傷したあるいは変更が加えられたバッテリーは使用しないでください。 損傷したあるいは変更が加えられたバッテリーは、予測不可能な挙動により爆発あるいは負傷事故を発生させる危険があります。
- バッテリーは火気あるいは高温に曝さないでください。 火気あるいは 130 °C(265 °F)を超える高温は、爆発の原因となることがあります。
- 充電に関するすべての指示事項に従い、バッテリーあるいはバッテリー工具は、決して取扱説明書に記載された温度範囲外で充電しないでください。 正しくない充電あるいは許容温度範囲外での充電により、バッテリーが破壊され火災が発生する危険があります。
- 電動工具の修理は必ず認定サービスセンターにお申し付けください。また、必ず純正部品を使用してください。 これにより電動工具の安全性が確実に維持されます。
- 損傷したバッテリーは決して手入れや保守を行わないでください。 バッテリーの保守作業はすべて、メーカーあるいは権限のあるお客様サービスセンターが行うものとします。
プレス工具に関するその他の安全上の注意
作業者に関する安全- 本製品は、必ず技術的に問題のない状態で使用してください。
- 本体は決して加工や改造を加えないでください。
- ガス配管システム内で決してプレス作業を行わないでください、ただしこの工具に関してシステム供給者からの書面による許可があり、かつ特別に試験されたフィッティングを使用して行う場合を除きます。
- ロックボルトが完全に挿入され確実にロックされていることを確認してください。
- ジョーに異物(しっくい、石材の残渣、金属切り屑、など)や損傷のないことを確認してください。損傷している、あるいは反り返っているジョーは使用しないでください!
- 作業を開始する前に、規定に従ってプレス工具およびジョー NPR PM を点検してください。 装置およびジョーの点検が充分でないと、正しくないプレスの原因となり、作業者の安全が脅かされることがあります。プレス工具は、少なくとも 15,000 回のプレス、あるいはこの回数に達していなくても 1 年に 1 回は Hilti サービスセンターで点検を受けるようにしてください。ジョーは、1 年に 1 回 Hilti サービスセンターに保守を依頼してください。
- プレスしたパイプシステムではプレス作業に続けて密閉性の点検のために圧力テストを行い、漏れ(誤った使用に起因する漏れなど)を防止してください。
- 本体を使用する前に、作業者の作業領域内のすべての通電部品を通電のない状態にしてください。これが不可能な場合は、通電部品近くでの作業に対する適切な防護対策を施してください。
- 通電している部品をプレスしないでください。本体は絶縁されてはおらず、そのためあなた自身とその近くにいる人を保護するのに適した個人保護用具(保護手袋、安全靴、保護服など)を着用して使用する必要があります。
- 約 50 回の連続したプレス作業の後には電動工具をオフにし、約 15 分間冷ましてください。過熱は本体を損傷する原因となります。
バッテリーの慎重な取扱いおよび使用
- Li‑Ion バッテリーの搬送、保管、作動については特別規定を守ってください。
- バッテリーは高温、直射日光および火気を避けて保管してください。
- バッテリーを分解したり、挟んだり、80 °C 以上に加熱したり、燃やしたりしないでください。
- 衝撃を受けたことのあるバッテリー、1 m を超える高さから落下したことのあるバッテリー、あるいはその他の損傷を被っているバッテリーを使用あるいは充電しないでください。この場合には、必ず最寄りの Hilti サービスセンター にご連絡ください。
- バッテリーが掴むことのできないほどに熱くなっている場合は、故障している可能性があります。製品を監視可能な火気のない場所に可燃性の資材から十分に距離をとって置き、冷ましてください。この場合には、必ず最寄りの Hilti サービスセンター にご連絡ください。
製品の説明
製品概要
- プレスヘッド
- エラーまたは非常時にジョーを開くためのリセットスイッチ
- ハウジング
- メンテナンスおよび故障インジケーター(赤 LED)
- バッテリーのロック解除
- バッテリー
- 両側スロット、Hilti 落下暴発防止装置の固定用
- 作業領域の照明用の白色 LED
- 無段変速スイッチ
- 本体ヘッドを開く/閉じるためのロックボルト
- ジョー
正しい使用
本書で説明している製品は、バッテリー式の電気油圧式プレス工具です。
本製品は、複合材パイプ、銅(Cu)パイプおよびスチールパイプの接続のためのフィッティングのプレスに使用するものです。本製品には、必ず Hilti の B 22 シリーズの Li-Ion バッテリーを使用してください。
これらのバッテリーには、必ず Hilti の C4/36 シリーズの充電器を使用してください。
考えられる誤った使用
- 手持ち式の製品は、何らかの方法により固定して固定式工具として使用してはなりません。
- 電気油圧式プレス工具は、激しい降雨時あるいは水中で使用してはなりません。
Li-Ion バッテリーのインジケーター
Li-Ion バッテリーの充電状態および製品の不具合は、Li-Ion バッテリーのインジケーターにより表示されます。Li-Ion バッテリーの充電状態は、2 つのバッテリーリリースボタンのいずれかを押すと表示されます。状態 |
意味 |
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4 個の LED が点灯。 |
充電状態:75 %...100 % |
3 個の LED が点灯。 |
充電状態:50 %...75 % |
2 個の LED が点灯。 |
充電状態:25 %...50 % |
1 個の LED が点灯。 |
充電状態:10 %...25 % |
1 個のLED が点滅。 |
充電状態:< 10 % |
本体標準セット構成品
プレス工具、取扱説明書。その他の本製品用に許可されたシステム製品については、弊社営業担当または HILTI STORE にお問い合わせいただくか、あるいは www.hilti.group
製品仕様
NPR 019 IE-A22 |
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定格電圧 |
21.6 V |
重量(EPTA プロシージャ 01 に準拠) |
2.65 kg |
プレス時間 |
≈ 4 s |
最大プレス力 |
19 kN |
保管温度 |
−20 ℃ …70 ℃ |
作動時の周囲温度 |
−17 ℃ …60 ℃ |
騒音および振動値について(EN 60745 準拠)
本説明書に記載されているサウンドプレッシャー値および振動値は、規格に準拠した測定方法に基づいて測定したものです。電動工具を比較するのにご使用いただけます。曝露値の暫定的な予測にも適しています。記載されているデータは、電動工具の主要な使用方法に対する値です。電動工具を他の用途で使用したり、異なる先端工具を取り付けて使用したり、手入れや保守が十分でないまま使用した場合には、データが異なることがあります。このような相違により、作業時間全体で曝露値が著しく高くなる可能性があります。曝露値を正確に予測するためには、本体のスイッチをオフにしている時間や、本体が作動していても実際には使用していない時間も考慮しなければなりません。このような相違により、作業時間全体で曝露値が著しく低くなる可能性があります。作業者を騒音および/または振動による影響から保護するために、他にも安全対策を立ててください(例:電動工具およびの先端工具の手入れや保守、手を冷やさないようにする、作業手順の計画を立てる)。騒音値
サウンドパワーレベル (L WA) |
80 dB(A) |
サウンドパワーレベルの不確実性 (K WA) |
2.5 dB(A) |
排出サウンドプレッシャーレベル (L pA) |
70 dB(A) |
サウンドプレッシャーレベルの不確実性 (K pA) |
2.5 dB(A) |
合計振動値(作動中) (a) |
2.5 m/s² |
不確実性 (K) |
1.5 m/s² |
バッテリー
バッテリー作動電圧 |
21.6 V |
作動時の周囲温度 |
−17 ℃ …60 ℃ |
保管温度 |
−20 ℃ …40 ℃ |
充電開始時のバッテリー温度 |
−10 ℃ …45 ℃ |
ご使用方法
作業準備
本書および製品に記載されている安全上の注意と警告表示に注意してください。バッテリーを充電する
- 充電の前に充電器の取扱説明書をお読みください。
- バッテリーと充電器の電気接点は汚れがなく、乾燥していることを確認してください。
- バッテリーは許可された充電器で充電してください。
バッテリーを装着する
- はじめてお使いになる前にはバッテリーをフル充電してください。
- ロックの音が聞こえるまでバッテリーを本体ホルダーに装着します。
- バッテリーがしっかりと装着されていることを確認してください。
バッテリーを取り外す
- バッテリーのロック解除ボタンを押します。
- バッテリーを本体のホルダーから引き抜きます。
ジョーを装着する
- バッテリーを取り外し、適切なジョーを選択します。
- ロックボルトを押します。
- ロックボルトを反時計方向にストップ位置まで回します。
- ロックボルトを引き抜きます。
- ジョーを装着します。
- ロックボルトをロックするまでスライドさせます。
- プレスヘッドを希望の作業位置に回します。
ジョーを取り外す
- バッテリーを取り外し、プレスヘッドを元の位置に回します。
- ロックボルトを押します。
- ロックボルトを反時計方向にストップ位置まで回します。
- ロックボルトを引き抜きます。
- ジョーを本体から前方へと取り外します。
Hilti 落下暴発防止装置(オプション)を取り付ける
- バッテリーを取り外します。
- 落下暴発防止装置の両方のラグを、本体脚部の両側にあるスリットに差し込みます。
- 落下暴発防止装置を付属のネジで固定します。
- バッテリーを再び装着します。
Hilti 落下暴発防止装置(オプション)を取り外す
- バッテリーを取り外します。
- 落下暴発防止装置のネジを外します。
- 落下暴発防止装置の両方のラグを本体脚部のスリットから引き抜き、落下暴発防止装置を取り外します。
- バッテリーを再び装着します。
プレスを行う
- コントロールスイッチを操作し、ジョーが完全に閉じるまでスイッチを押し続けます。
手入れと保守
本体の手入れ- 強固に付着した汚れは慎重に除去してください。
- 通気溝を乾いたブラシで入念に清掃してください。
- ハウジングは必ず軽く湿らせた布で清掃してください。シリコンを含んだ清掃用具はプラスチック部品をいためる可能性があるので使用しないでください。
- バッテリーは清潔に保ち、オイルやグリスで汚さないようにしてください。
- ハウジングは必ず軽く湿らせた布で清掃してください。シリコンを含んだ清掃用具はプラスチック部品をいためる可能性があるので使用しないでください。
- 湿気が入り込まないようにしてください。
- 目視確認可能なすべての部品について損傷の有無を、操作エレメントについては問題なく機能することを定期的に点検してください。
- 損傷および/または機能に問題のある場合は、本製品を使用しないでください。直ちに Hilti サービスセンターに修理を依頼してください。
- 手入れおよび保守作業の後は、すべての安全機構を取り付けて機能を点検してください。
バッテリー装置の搬送および保管
搬送- バッテリーを取り外します。
- バッテリーは決して梱包しない状態で搬送しないでください。
- 本体とバッテリーを長距離にわたって搬送した後には、使用の前に損傷がないかチェックしてください。
- 本体とバッテリーは、できるだけ涼しくて乾燥した場所に保管してください。
- バッテリーを太陽の直射下、ラジエーターの上、窓際等で保管しないでください。
- 本体とバッテリーは、子供や権限のない人が手を触れることのないようにして保管してください。
- 本体とバッテリーを長期間にわたって保管した後には、使用の前に損傷がないかチェックしてください。
故障時のヒント
この表に記載されていない、あるいはご自身で解消することのできない故障が発生した場合には、弊社営業担当または Hilti サービスセンターにご連絡ください。プレス工具は作動不能状態
故障 |
考えられる原因 |
解決策 |
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バッテリーの LED がなにも表示しない。 |
バッテリーが完全に装着されていない。 |
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バッテリーが放電している。 |
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バッテリーの温度が高すぎる、または低すぎる。 |
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バッテリーの 1 個の LED が点滅。 |
バッテリーが放電している。 |
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バッテリーの温度が高すぎる、または低すぎる。 |
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バッテリーの 4 個の LED が点滅。 |
製品の短時間の過負荷。 |
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LED(赤)=> 警告音がして常時点灯。 |
技術的な問題。 |
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LED(赤)=> 警告音がして短かく点滅。 |
完全に作動させるにはバッテリーの充電状態が低すぎる。 |
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LED(赤)=> 警告音なしで短時間点灯。 |
製品の過熱。 |
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プレス工具は作動可能状態
故障 |
考えられる原因 |
解決策 |
---|---|---|
バッテリーの消耗が通常よりも早い。 |
周囲温度が低すぎる。 |
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バッテリーが「カチッカチッ」と音がするまでロックされない。 |
バッテリーのロックノッチが汚れている。 |
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LED(赤)=> 警告音がして長く点滅。 |
プレス圧に達しない(誤った使用)。 |
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LED(赤)=> 警告音がして常時点灯。 |
技術的な問題。 |
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LED(赤)=> 警告音なしで常時点灯。 |
製品のメンテナンスが必要。 |
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廃棄
Hilti 製品の大部分の部品はリサイクル可能です。リサイクル前にそれぞれの部品は分別して回収されなければなりません。多くの国で Hilti は、古い電動工具をリサイクルのために回収しています。詳細については弊社営業担当または Hilti 代理店・販売店にお尋ねください。バッテリーを廃棄するバッテリーを誤った方法で廃棄すると、漏出するガスあるいはバッテリー液により健康を損なう危険があります。
- 損傷したバッテリーを送付しないでください!
- 短絡を防止するために接続部を非導電性のもので覆ってください。
- バッテリーは子供が手を触れることのないように廃棄してください。
- バッテリーの廃棄は、最寄りの Hilti Store あるいは適切な廃棄物処理業者に依頼してください。
RoHS(有害物質使用制限に関するガイドライン)
下記のリンクより、有害物質を記載した表を確認できます:qr.hilti.com/r7794691。本書の最終ページに RoHS 表にリンクした QR コードがあります。
メーカー保証
- 保証条件に関するご質問は、最寄りの Hilti 代理店・販売店までお問い合わせください。