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TE 2 (02)
TE 2-M (02)
TE 2-S (02)

オリジナル取扱説明書

取扱説明書について

本取扱説明書について

  • 警告事項! 本製品をご使用になる前に、同梱の取扱説明書と指示事項、安全上の注意、警告表示、図および製品仕様を読んで、その内容を理解を理解してください。特に、すべての指示事項、安全上の注意、警告表示、図、製品仕様、構成部品と機能に精通しているようにしてください。これを怠ると、感電、火災、および/または重傷事故の危険があります。後日確認できるように、取扱説明書とすべての指示事項、安全上の注意、警告表示を保管しておいてください。
  • Image alternative 製品はプロ仕様で製作されており、その使用、保守、修理を行うのは、認定を受けトレーニングされた人のみに限ります。これらの人は、遭遇し得る危険に関する情報を入手していなければなりません。製品およびアクセサリーの使用法を知らない者による誤使用、あるいは規定外の使用は危険です。
  • 製品に同梱されている取扱説明書は、印刷の時点で最新の技術状況を反映しています。オンラインの Hilti 製品ページで常に最新バージョンをご確認ください。これについては、本取扱説明書のリンク、または QR コード(Image alternative の記号)に従ってください。
  • 他の人が使用する場合には、本製品とともにこの取扱説明書を一緒にお渡しください。

記号の説明

警告表示

警告表示は製品の取扱いにおける危険について警告するものです。以下の注意喚起語が使用されています:
危険
危険
  • この表記は、重傷あるいは死亡事故につながる危険性がある場合に注意を促すために使われます。
警告
警告
  • この表記は、重傷あるいは死亡事故につながる可能性がある場合に注意を促すために使われます。
注意
注意
  • この表記は、身体の負傷あるいは物財の損傷が発生する可能性がある場合に使われます。

取扱説明書の記号

この取扱説明書では、以下の記号が使用されています:
Image alternative 取扱説明書に注意してください
Image alternative 本製品を効率良く取り扱うための注意事項や役に立つ情報
Image alternative リサイクル可能な部品の取扱い
Image alternative 電動工具およびバッテリーを一般ゴミとして廃棄してはなりません

図中の記号

図中では以下の記号が使用されています:
Image alternative この数字は本取扱説明書冒頭にある該当図を示しています。
Image alternative 図中の付番は、重要な作業手順あるいは作業手順にとって重要なパーツであることを示しています。本文中ではこれらの作業手順またはパーツは、(3) のように当該の番号でハイライト表示されています。
Image alternative 概要図 には項目番号が付されていて、製品概要 セクションの凡例の番号に対応しています。
Image alternative この記号は、製品の取扱いの際に特に注意が必要なことを示しています。

製品により異なる記号

製品に表示されている記号

製品には以下の記号が使用されています:
Image alternative 回転のみ
Image alternative 回転+打撃(回転 + 打撃)
Image alternative 回転のみ(1 速)
Image alternative 回転のみ(2 速)
Image alternative 弱打撃
Image alternative 正逆回転機能
Image alternative 無負荷回転数
Image alternative 毎分回転数
Image alternative 電気絶縁保護クラス II(二重絶縁)

安全

電動工具の一般安全注意事項

Image alternative 警告事項 本電動工具に付属のすべての安全上の注意、指示事項、図、および製品仕様をお読みください。 以下の指示を守らないと、感電、火災および/または重傷事故の危険があります。
安全上の注意および指示事項が書かれた説明書はすべて大切に保管してください。
安全上の注意で使用する用語「電動工具」とは、お手持ちの電動ツール(電源コード使用)またはバッテリーツール(コードレス)を指します。
作業環境に関する安全
  • 作業場はきれいに保ち、十分に明るくしてください。 ちらかった暗い場所での作業は事故の原因となります。
  • 爆発の危険性のある環境(可燃性液体、ガスおよび粉じんのある場所)では電動工具を使用しないでください。 電動工具から火花が飛散し、粉じんや揮発性ガスに引火する恐れがあります。
  • 電動工具の使用中、子供や無関係者を作業場へ近づけないでください。 作業中に気がそらされると、本体のコントロールを失ってしまう恐れがあります。
電気に関する安全注意事項
  • 電動工具の接続プラグは電源コンセントにきちんと適合しなければなりません。 プラグは絶対に変更しないでください。 保護接地した電動工具と一緒にアダプタープラグを使用しないでください。 オリジナルのプラグと適切なコンセントを使用することにより、感電の危険を小さくすることができます。
  • パイプ、ラジエーター、電子レンジ、冷蔵庫などのアースされた面に体の一部が触れないようにしてください。 体が触れると感電の危険が大きくなります。
  • 電動工具を雨や湿気から保護してください。 電動工具に水が浸入すると、感電の危険が大きくなります。
  • 電動工具を持ち運んだり、吊り下げたり、コンセントからプラグを抜いたりするときは、必ず本体を持ち、電源コードを持ったり引っ張ったりしないでください。 電源コードを火気、オイル、鋭利な刃物、可動部等に触れる場所に置かないでください。 電源コードが損傷したり絡まったりしていると、感電の危険が大きくなります。
  • 屋外工事の場合には、必ず屋外専用の延長コードを使用してください。 屋外専用の延長コードを使用すると、感電の危険が小さくなります。
  • 湿った場所で電動工具を作動させる必要がある場合は、漏電遮断器を使用してください。 漏電遮断器を使用すると、感電の危険が小さくなります。
作業者に関する安全
  • 電動工具を使用の際には、油断せずに十分注意し、常識をもった作業をおこなってください。 疲れている場合、薬物、医薬品服用およびアルコール飲用による影響下にある場合には電動工具を使用しないでください。 電動工具使用中の一瞬の不注意が重傷の原因となることがあります。
  • 個人用保護具および保護メガネを常に着用してください。 負傷の危険を低減するために、電動工具の使用状況に応じた粉じんマスク、耐滑性の安全靴、ヘルメット、耳栓などの個人用保護具を着用してください。
  • 電動工具の意図しない始動を防止して下さい。 電動工具を電源および/またはバッテリーに接続する前や本体を持ち上げたり運んだりする前に、本体がオフになっていることを必ず確認してください。 オン/オフスイッチが入っている状態で電動工具のスイッチに指を掛けたまま運んだり、電源に接続したりすると、事故の原因となる恐れがあります。
  • 電動工具のスイッチを入れる前に、必ず調節キーやレンチを取り外してください。 調節キーやレンチが本体の回転部に装着されたままでは、けがの原因となる恐れがあります。
  • 作業中は不安定な姿勢をとらないでください。 足元を安定させ、常にバランスを保つようにしてください。 これにより、万一電動工具が異常状況に陥った場合にも、適切な対応が可能となります。
  • 作業に適した作業着を着用してください。 だぶだぶの衣服や装身具を着用しないでください。 髪、衣服、手袋を本体の可動部に近づけないでください。 だぶだぶの衣服、装身具、長い髪が可動部に巻き込まれる恐れがあります。
  • 吸じんシステムの接続が可能な場合には、これらのシステムが適切に接続、使用されていることを確認してください。 吸じんシステムを利用することにより、粉じん公害を防げます。
  • 電動工具の取扱いに熟練している場合にも、正しい安全対策を遵守し、電動工具に関する安全規則を無視しないでください。 不注意な取扱いは、ほんの一瞬で重傷事故を招くことがあります。
電動工具の使用および取扱い
  • 無理のある使用を避けてください。 作業用途に適した電動工具を使用してください。 適切な電動工具の使用により、能率よく、スムーズかつ安全な作業が行えます。
  • スイッチが故障している場合には、電動工具を使用しないでください。 スイッチで始動および停止操作のできない電動工具は危険ですので、修理が必要です。
  • 本体の設定やアクセサリーの交換を行う前や本体を保管する前には電源プラグをコンセントから抜き、および/または脱着式のバッテリーを取り外してください。 この安全処置により、電動工具の意図しない始動を防止することができます。
  • 電動工具をご使用にならない場合には、子供の手の届かない場所に保管してください。 電動工具に関する知識のない方、本説明書をお読みでない方による本体のご使用は避けてください。 未経験者による電動工具の使用は危険です。
  • 電動工具とアクセサリーは慎重に手入れしてください。 可動部分が引っ掛かりなく正常に作動しているか、電動工具の運転に影響を及ぼす各部分が破損・損傷していないかを確認してください。 電動工具をご使用になる前に、損傷部分の修理を依頼してください。 事故の多くは保守管理の不十分な電動工具の使用が原因となっています。
  • 先端工具は鋭利で汚れのない状態を保ってください。 お手入れのゆきとどいた先端工具を使用すると、作業が簡単かつ、スムーズになります。
  • 電動工具、アクセサリー、先端工具などは、それらの説明書に記載されている指示に従って使用してください。 その際は、作業環境および用途についてもご注意ください。 指定された用途以外に電動工具を使用すると危険な状況をまねく恐れがあります。
  • グリップとグリップ面は乾燥した清潔な状態に保ち、オイルやグリスの付着がないようにしてください。 グリップやグリップ面が滑りやすい状態になっていると、予期していない状況が発生した際に電動工具を安全に使用/制御できません。
サービス
  • 電動工具の修理は必ず認定サービスセンターにお申し付けください。また、必ず純正部品を使用してください。 これにより電動工具の安全性が確実に維持されます。

ハンマーに関する安全上の注意

すべての作業に関する安全上の注意
  • 耳栓を着用してください。 騒音により、聴覚に悪影響が出る恐れがあります。
  • 本体には一緒に納品された補助ハンドルを使用してください。 これ以外のハンドルを使用すると、コントロールを失ってけがをする恐れがあります。
  • 隠れた電線や装置自体の電源コードに先端工具が接触する可能性のある作業を行う場合は、必ず本体の絶縁されたグリップを持ってください。 通電しているケーブルと接触すると、本体の金属部分にも電圧がかかり、感電の危険があります。
長いドリルビットを使用する際の安全上の注意
  • 穿孔作業は、常にドリルビットが作業材料と接触している状態で低い回転数から始めるようにしてください。 回転数が高くてドリルビットが作業材料と接触せず自由に回転できる状態にあると、ドリルビットは簡単に曲がってしまうことがあり、これが負傷の原因となることがあります。
  • 過度な力を加えず、常にドリルビットの縦方向にのみ力が作用するようにしてください。 ドリルビットは曲がって折れてしまうこと、あるいはコントロールを失って負傷の原因となることがあります。

その他の安全上の注意

作業者に関する安全
  • 本体の加工や改造は許されません。
  • グリップ表面は乾燥させ、清潔に保ち、オイルやグリスで汚さないようにしてください。
  • サイドハンドルが正しく取り付けられ、しっかりと固定されていることを確認してください。
  • 先端工具およびチャックは使用することで熱くなるので、先端工具の交換時には保護手袋を着用してください。
  • 休憩を取って緊張をほぐし、指を動かして血の巡りを良くするように心がけてください。
  • 本体は、体の弱い人が指示を受けずに使用するには向いていません。
  • 本体は子供の手が届かないところに保管してください。
  • 回転部分には手を触れないでください。本体の電源は必ず作業場で入れてください。 回転部分、特に回転している先端工具は負傷の原因となります。
  • 常に電源コード、延長コードが本体の背後にくるようにしてください。 こうすることにより、作業中の落下を防止します。
  • 含鉛塗料、特定の種類の木材、コンクリート/石材、石英を含む岩石、鉱物および金属などの母材から生じた粉じんは、健康を害する恐れがあります。作業者や近くにいる人が粉じんに触れたり吸い込んだりすると、アレルギー反応や呼吸器疾患を起こす可能性があります。カシやブナ材などの特定の粉じんは、特に木材処理用の添加剤(クロム塩酸、木材保護剤)が使用されている場合、発ガン性があるとされています。アスベストが含まれる母材は、必ず専門家が取り扱うようにしてください。できるだけ集じん装置を使用してください。集じん効率を高めるには、適切な可動集じん装置を使用してください。必要に応じてそれぞれの粉じんに適した防じんマスクを着用してください。作業場の換気に十分配慮してください。処理する母材について、各国で効力を持つ規定を遵守してください。
  • 停電の際には本体のスイッチを切り、電源プラグを抜いてください。必要な場合はコントロールスイッチのロックを解除します。 これで、再び通電した時に本体が不意に始動するのを防ぐことができます。
  • 剥がし作業の場合には、作業側と反対の領域を保護してください。 剥がれた部分が脱落、落下して他の人を負傷させる危険があります。
  • 各国の労働安全衛生法も遵守してください。
電気に関する安全注意事項
  • 作業を開始する前に、作業場に埋設された電線、ガス管や水道管がないかを金属探知機などで調査してください。 例えば、作業中に誤って先端工具が電線に触れると、本体の金属部分とケーブルが通電する可能性があります。この場合、感電による重大な事故が発生する危険があります。
  • 本体の電源コードを定期的に点検し、コードに損傷がある場合は認定を受けた修理スペシャリストに交換を依頼してください。電動工具の電源コードが損傷した場合は、専用の承認された交換用電源コードと交換してください。交換用電源コードはヒルティサービスセンターにご注文ください。延長コードを定期的に点検し、損傷がある場合は交換してください。作業中、損傷した電源コード、延長コードには触れないでください。電源プラグをコンセントから抜きます。 損傷した電源コードや延長コードは感電の原因となり危険です。

製品の説明

製品概要

Image alternative
  1. スリージョーチャック (TE 2-M)
  2. 防じんカバー
  3. チャック
  4. チャックロック (TE 2-M)
  5. デプスゲージ
  6. 機能切り替えスイッチ
  7. 正回転/逆回転切り替えスイッチ
  8. グリップ
  9. 無段変速スイッチ
  10. ロックボタン
  11. 銘板
  12. サイドハンドル

正しい使用

本書で説明している製品は、電動ロータリーハンマードリルです。このロータリーハンマードリルは、コンクリート、石材、石膏、木材、プラスチック、金属への穿孔、およびねじの取付けと取外し作業に適しています。

  • 必ず銘板に表示されている電圧、周波数で使用してください。

本体標準セット構成品

ロータリーハンマードリル、サイドハンドル、デプスゲージ、取扱説明書。
その他の本製品用に許可されたシステム製品については、弊社営業担当または Hilti Store にお問い合わせいただくか、あるいは www.hilti.group | USA:www.hilti.com でご確認ください。

製品仕様

定格電圧、定格電流、周波数および/または定格電力については、国別の銘板でご確認ください。
発電機または変圧器を使用しての作業の場合は、それらは本体の銘板に記載されている定格電力より 2 倍以上大きな出力がなければなりません。変圧器または発電機の作動電圧は、常に本体の定格電圧の +5 %...-15 % の範囲になければなりません。

TE 2
TE 2-S
TE 2‑M
製品世代
02
02
02
重量(EPTA プロシージャ 01 に準拠)
2.7 kg
2.7 kg
2.9 kg
コンクリート/石材への穿孔(ハンマードリルビット)
4 mm … 22 mm
4 mm … 22 mm
4 mm … 22 mm
木材への穿孔(木工用ドリルビット)
Image alternative
4 mm … 20 mm
4 mm … 20 mm
10 mm … 20 mm
Image alternative
·/·
·/·
4 mm … 10 mm
金属への穿孔(鉄工用ドリルビット)
Image alternative
3 mm … 13 mm
3 mm … 13 mm
8 mm … 13 mm
Image alternative
·/·
·/·
3 mm … 8 mm
デプスゲージの最大長さ
180 mm
180 mm
180 mm

騒音および振動値について

本説明書に記載されているサウンドプレッシャー値および振動値は、規格に準拠した測定方法に基づいて測定したものです。電動工具を比較するのにご使用いただけます。曝露値の暫定的な予測にも適しています。
記載されているデータは、電動工具の主要な使用方法に対する値です。電動工具を他の用途で使用したり、異なる先端工具を取り付けて使用したり、手入れや保守が十分でないまま使用した場合には、データが異なることがあります。このような相違により、作業時間全体で曝露値が著しく高くなる可能性があります。
曝露値を正確に予測するためには、電動工具のスイッチをオフにしている時間や、電動工具が作動していても実際には使用していない時間も考慮しなければなりません。このような相違により、作業時間全体で曝露値が著しく低くなる可能性があります。
作業者を騒音および/または振動による作用から保護するために、他にも安全対策を立ててください(例:電動工具および先端工具の手入れや保守、手を冷やさないようにする、作業手順の編成)。
この点について適用されるEN 62841 規格のバージョンについての詳細情報は、適合宣言書の画像で確認してください。
騒音について
サウンドパワーレベル (LWA)
102 dB(A)
サウンドパワーレベルの不確実性 (KWA)
3 dB(A)
排出サウンドプレッシャーレベル (L pA)
94 dB(A)
サウンドプレッシャーレベルの不確実性 (KpA)
3 dB(A)
合計振動値
コンクリートへの回転 + 打撃の排出振動値 (ah, HD)
12.1 m/s²
金属への穿孔の排出振動値 (ah, D)
2.8 m/s²
不確実性(合計振動値)
1.5 m/s²

ご使用方法

サイドハンドルを取り付ける

注意
負傷の危険! 取り付けてあるが使用してはいないデプスゲージにより作業者の作業が妨げられる危険があります。
  • 本体からデプスゲージを取り外します。
注意
負傷の危険! 製品のコントロールの喪失。
  • サイドハンドルが正しく取り付けられ、しっかりと固定されていることを確認してください。クランピングバンドが本製品の所定の溝にはまっていることを確認してください。
Image alternative
  • サイドハンドルを取り付けます。

チャックを取り付ける/取り外す

TE 2-M
Image alternative
  • チャックを取り付け/取り外します。

先端工具を装着する/取り外す:SDS チャック

適切でないグリスを使用すると、製品の損傷の原因となることがあります。必ず Hilti の純正グリスを使用してください。
Image alternative
  • SDS チャックに先端工具を装着します/SDS チャックから先端工具を取り外します。

先端工具を装着する/取り外す:キーレスチャック

TE 2-M
Image alternative
  • キーレスチャックに先端工具を装着します/キーレスチャックから先端工具を取り外します。

デプスゲージを調整する

デプスゲージの最大長に常に注意してください。
Image alternative
  • デプスゲージを調整します。

回転+打撃(打撃穿孔)Image alternative

Image alternative
  • 機能切替スイッチを「回転+打撃」(打撃回転)Image alternative の位置にします。

弱打撃 Image alternative

TE 2-S
Image alternative
  • 機能切替スイッチを「弱打撃」 Image alternative の位置にします。

穿孔 Image alternative

TE 2
TE 2-S
Image alternative
  • 機能切り替えスイッチを「穿孔」 Image alternative の位置にします。

1 速 Image alternative または 2 速 Image alternative での穿孔

TE 2-M
Image alternative
  • 機能切り替えスイッチを「1 速穿孔」または「2 速穿孔」の位置にします。

正逆回転機能

注意
損傷の危険 作動中の操作はギア部損傷の原因となることがあります。
  • 作動中に正回転/逆回転切り替えスイッチを操作しないでください。
Image alternative
  • 正回転/逆回転切り替えスイッチを正回転あるいは逆回転位置にします。

手入れと保守

警告
感電による危険! 電源プラグをコンセントに接続した状態で手入れや保守を行うと、重傷事故および火傷の危険があります。
  • 手入れや保守作業の前に、必ず電源プラグをコンセントから抜いてください。
手入れ
  • 強固に付着した汚れは慎重に除去してください。
  • 通気溝を乾いたブラシで入念に清掃してください。
  • ハウジングは必ず軽く湿らせた布で清掃してください。シリコンを含んだ清掃用具はプラスチック部品をいためる可能性があるので使用しないでください。
保守
警告
感電による危険! 電気部品の誤った修理は、重傷事故および火傷の原因となることがあります。
  • 電気部品の修理を行うことができるのは、訓練された修理スペシャリストだけです。
  • 目視確認可能なすべての部品について損傷の有無を、操作エレメントについては問題なく機能することを定期的に点検してください。
  • 損傷および/または機能に問題のある場合は、本製品を使用しないでください。直ちに Hilti サービスセンターに修理を依頼してください。
  • 手入れおよび保守作業の後は、すべての安全機構を取り付けて機能を点検してください。
安全な作動のために、必ず純正のスペアパーツと消耗品を使用してください。本製品向けに弊社が承認したスペアパーツ、消耗品およびアクセサリーは、弊社営業担当または Hilti Store にお問い合わせいただくか、あるいは www.hilti.group でご確認ください。

防じんカバーを交換する

Image alternative
  • 防じんカバーを交換します。

搬送および保管

  • 電動工具は先端工具を装着した状態で搬送しないでください。
  • 電動工具は常に電源プラグを外して保管してください。
  • 本体は、乾燥している場所に、子供や権限のない人が手を触れることのないようにして保管してください。
  • 電動工具を長距離にわたって搬送したり長期にわたって保管した後には、使用の前に損傷がないかチェックしてください。

故障時のヒント

この表に記載されていない、あるいはご自身で解消することのできない故障が発生した場合には、弊社営業担当または Hilti サービスセンターにご連絡ください。

故障時のヒント

故障
考えられる原因
解決策
本体が始動しない。
供給電源の遮断。
  • 他の電動工具を接続して機能を点検する。
打撃がない。
本体温度が低すぎる。
  • ロータリーハンマードリルを母材に接触させて、アイドリング回転させる。打撃機構が始動するまでこれを繰り返す。
機能切替スイッチが「回転のみ」Image alternative に設定されている。
  • 機能切替スイッチを「回転 + 打撃」Image alternative の位置にする。
ロータリーハンマードリルがフルパワーにならない。
コントロールスイッチの握り込みが 不十分。
  • コントロールスイッチをストップ位置まで強く握り込む。
TE 2-S
機能切替スイッチを「弱打撃」 Image alternative に設定されている。
  • 機能切替スイッチを「回転 + 打撃」Image alternative の位置にする。
延長コードの導体断面積が不十分。
  • 十分な導体断面積を持つ延長コードを使用する。
ドリルビットのロックが外れない。
チャックが完全に引き戻されていない。
  • チャックロックスリーブをストップ位置まで引き戻し、先端工具を取り外す。
ドリルビットが切削しない。
本体が逆回転にセットされている。
  • 本体を正回転にする。

廃棄

Image alternative Hilti 製品の大部分の部品はリサイクル可能です。リサイクル前にそれぞれの部品は分別して回収されなければなりません。多くの国で Hilti は、古い電動工具をリサイクルのために回収しています。詳細については弊社営業担当または Hilti 代理店・販売店にお尋ねください。
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  • 電動工具、電子機器およびバッテリーを一般ゴミとして廃棄してはなりません!

RoHS(有害物質使用制限に関するガイドライン)

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下記のリンクより、有害物質を記載した表を確認できます:qr.hilti.com/r3682、(TE 2)、qr.hilti.com/r3684(TE 2-M)および qr.hilti.com/r3683(TE 2-S)。
本書の最終ページに RoHS 表にリンクした QR コードがあります。

メーカー保証

  • 保証条件に関するご質問は、最寄りの Hilti 代理店・販売店までお問い合わせください。

適合宣言

適合宣言製造者は、単独の責任において本書で説明している製品が有効な法規と有効な標準規格に適合していることを宣言します。
技術資料は本書の後続の頁に記載されています:
Hilti Entwicklungsgesellschaft mbH | Zulassung Geräte | Hiltistraße 6 | 86916 Kaufering, DE
製品データ
ロータリーハンマードリル
TE 2 | TE 2‑S | TE 2‑M
製品世代
02
製造番号
1‒99999999999
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