導入して得たメリット
放っておくと増えてしまう資産の管理は長年の課題でした。導入前には倉庫内の整理に着手しました。不要なものは廃棄し倉庫がきれいになったことが導入の一つのメリットになりました。導入後は使用頻度がレポートにより可視化されるので、必要なもの、不要なものが明確になってきています。現場の意見を取り入れて整理を進めていますが、「置いてあるけど使わない」というものが可視化されるので「使わないから捨てよう。必要なものに投資しよう!」という提案に繋がったりしています。社屋とは別の場所に倉庫を借りていますが、捨てることによってそういったコストの削減も出来ます。また、使わないものを捨て新しい工具や機材に投資することができるようにもなります。機能性、生産性の高い新しい工具や機材を使うことで、結果的に現場の生産性が上がってきています。(伊藤氏)
整理整頓が継続されているだけでなく、あやふやだった工具・機材の在庫数が明確になったことは管理する側としてはとても大きいと感じます。「〇〇は何台あったかな?」という質問には以前は「5-6個くらい」という返答や「使える数量は何台?」という質問にも人によって回答が異なり曖昧でした。現在はいつ、どこに、何台ある、ということがすぐわかるのがとてもいいです。(安村氏)
西日本統括部の担当者、所長はじめ管理職は週に一回データを見ており、何か工具が戻ってきていない時に「どうなっているのか?」という確認が入るようになりました。全員で管理している、ということが出来るようになり透明性が高くなったことは、非常にいいポイントだと思います。(越川氏)