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防耐火技術:層間ふさぎの各耐火性能(遮炎性・遮熱性)

TANAKA
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国交省の技術的助言と米国認証の比較

国交省の技術的助言と米国認証の比較

層間ふさぎとは、図-1に示すように床スラブと外壁カーテンウォールの取り合い部分のことを指し、建築物の火災が発生した際に上階への延焼を防止する措置のひとつです。ヒルティでは、層間ふさぎにおける、欧米の各認証及び関連商品・ソリューションを保有しています。

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図1 層間ふさぎ

層間ふさぎは「非耐力外壁と床の間の隙間をふさぐ」ものであるため、具体的な「性能規定」が存在していません。そこでヒルティでは、技術的助言に記載されている延焼の恐れのある部分(1時間の遮熱性及び遮炎性を要する部分)として位置づけられているため、層間ふさぎの要求性能を1時間の遮熱性と遮炎性と推察し、有識者の助言を頂きながら海外認証取得済み工法をコンクリート床に設けたスリットを用いて検証しました。下図に示すように、150mm厚の普通コンクリート床を準備し、75mm幅のスリットを設け、その部分に海外認証された層間ふさぎ工法(製品)を施工し、水平耐火試験炉で下面側をISO基準に沿った温度管理にて燃焼試験を行い、60分経過後の裏面温度上昇と遮炎性を計測しました。

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試験結果を、下表にしめします。

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遮炎性は、UL認定工法と技術的助言仕様は、同様の結果でした。一方で、1時間の遮熱性能(非加熱側上昇温度)においては、技術的助言仕様の上昇温度(302℃)に比べ、UL認証工法は、66℃と76℃と非常に低い温度であった。この温度は、建物内の可燃物が着火する可能性があり、しいては火災の起因要素と言えるので、防災上の観点では遮熱性能に関しても十分検討する必要性が高いと言えます。(終わり)

層間ふさぎの現状と課題を踏まえ、海外の耐火措置工法の概要および工法比較実験結果について分かりやすく説明した 「防耐火技術:外壁カーテンウォール層間ふさぎの耐火性能」オンデマンドはこちら

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